資料問題に強くなろう。

個別指導塾 学習空間 静岡東部エリア 富士吉原・富士西教室の深澤です。

今回は中学社会(歴史)と高校世界史・日本史に共通する資料問題のコツについてお話しします。

最近の学校のテストや受験問題などで、昔の風景や人物の絵や写真を見た事があると思いますが、資料問題は普通の暗記(語句など)とは違いなかなか暗記が難しかったり、初めて見る物がいきなりテストに出て分からなかったりと少し解くのに時間がかかってしまうと思います。

みなさんは、資料問題の対策としてどの様な勉強をされていますか?
資料から読み取って解く事が出来ればもちろんいいとは思いますが、なかなか難しいです。

今からご説明する勉強方法は、
・資料の対策はした事が無い。

・ある人物とその人が行った事柄がなかなか結びつかない・・・。
・そもそも歴史などが嫌いでやる気が起きない・・・。
などの方には効果的かもしれません。

それではご説明します。

資料問題の対策はまず資料対策専用のノートを作って下さい。
そこに中学高校の教科書や資料集に載っている重要な資料(教科書に載っている物は必ずノートに入れるようにしましょう。)をコピーして貼り付けます。
その横などに、人物であれば、行った事柄を。作品であれば、作者と作品名を。 風景(太閤検地・アヘン戦争・打ちこわし・・・など)は、起こった場所と名前を、書き込んで下さい。

コピーして、切って貼る。探すのはもちろん教科書や資料集ですが、ただ文字を見て写すだけの作業よりも少しは気楽に作業が出来るはずです。
重要語句や年代などをオレンジペンなどで書いておくと赤シートで繰り返しできるので文字だけを見ながら反復するよりも暗記しやすいと思います。

最後に資料対策の注意点ですが、
①資料をコピーして切って張る作業が終わった時、達成感がすごくあるかと思います。ですがそれはノート作りが終わったという達成感です。目的はテストで点数を取る為であって、ノートを作る事が目的ではないので、作り終わった後にすぐ終わりではなく、作った分だけしっかり暗記しましょう。

②資料問題ではもちろん資料について問われる事が多いです。ですが、少しひねってある問題(人物の写真があり、人物名を答えさせる問題と思ったら実は、その人物が行った政策名を答えさせるような問題)なども出題されますので資料問題は丁寧に最後まで読んでから解くようにして下さい。

このように資料問題の対策をご説明しましたが、資料を各時代や世界史であれば各国などで別々にまとめてみても、受験勉強の際、探しやすいかもしれません。

資料問題が出てきたら、自信を持って解けるように頑張って対策をしてみましょう!

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