個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府南・甲府東教室の星野です。
定期テストで「絶対出る」「覚えればとれる」とわかっているのに覚えられないもの、ありませんか?
例えば都道府県。たとえば動詞の過去形/過去分詞形。化学式、イオン式。etc ,etc……
覚えるべきモノが一度に、まとまって出てくるところ。
ワークで言えば1ページ~2ページに収まってたりしますね。
なんだ、たいした量じゃないね!おぼえなきゃ損!
「そんなこと言われても、何日かたてば忘れちゃうよ……」
まぁその気持ちも分かります。
「直前にやるから大丈夫!」
そう言ってると高確率で、直前に慌てることになりますよ(経験談)。
暗記だから、忘れちゃうから直前に一気にやる、というのは危険な考えです。
必要なのは、たくさんやること……ではなく、
!!毎日やること!!
です。
先に述べたような、ワークにまとめられたページ(都道府県特集、化学式特集など)があれば都合がいいですね。最初に沢山コピーしちゃいましょう!テスト本番までの日数分の枚数+αあれば安心です。なければシンプルでいいので、自分で小テストを作っちゃいましょう(むしろシンプルな方が良いです)。
そしてそれを(同じものを)毎日、短時間(10分など)でやりましょう。全然正解出来なくても構いません。なんせ、まだチャンスは沢山あるんです。毎日出来るのだから!
そう、「毎日やらなきゃならない」を、「毎日チャンスがある」に替えられるのです。毎日やるという縛りによって、逆に肩の荷を降ろしてリラックスして取り組むことができます。
短時間で済むようにしておけば、他の教科の邪魔にもなりません。そしてなにより、毎日やれば嫌でも覚えます。それでも覚えられなくてテスト直前になったら、その時初めてじっくりみっちりやれば良いんです。少なくとも「直前にやるから大丈夫」よりは数十倍マシな下地が出来ているはず。
「テストが来る前に覚えちゃった」となっても油断は禁物。さらに一工夫して継続し、効果を上げましょう。
・順番をシャッフルしてみる
・問題と答えを逆にしてみる(例:物質名から化学式を答える→化学式から物質名を答える)
・1日だけ間をおいてみる
・テストの内容を少し増やしてみる
勉強で最も大事なことは、「反復」と「継続」です。それを体現するこの勉強法、テストで役に立つと思いますよ!