関係詞は難しくない!

別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西・都留教室の上條です。

今回は、中3生が比較的最近、学校で教わったであろう関係詞について話したいと思います。
というのも、それほど英語が苦手ではなさそうな生徒からも、「関係詞のwhich とか who がよく分からない・・」という声があったからです。
確かに、関係詞を含んだ文章は1文が長くなることが多く、これまで疑問詞で使われてきたモノが、また違った役割を果たすので、戸惑ってしまうのかもしれません。
しかし、入試の長文で出てくることも多く、早めに苦手意識をなくしておきたいものです。
そして、実は、関係詞って、もし自分が英語で表現する時は、うまく使えると、とても便利なんです!
例えば、 People wanted to work as doctors and nurses.という文章があったとします。
意味は、「人々は、医師や看護師として働きたがっていた。」という意味です。
では、もし、「医師や看護師として働きたがっていた人々」と英語で表現したい時はどうすればいいでしょうか?
そんなときは関係詞の出番です!
先行詞(関係詞によって詳しく説明される言葉のことです)がpeople という人を表す言葉なので、who を用いると、
people who wanted to work as doctors and nurses
となりました。
関係詞を使って、people がどんな人なのか、詳しく説明することができました。
ここで、「私はこんな人々に会ったんですよ~」という文章を作ることができます。
つまり、 I saw the people who wanted to work as doctors and nurses .
訳「私は、医師や看護師として働きたがっていた人々に会いました。」
と書けちゃいました!とっても便利ですね。
ところで、ひとつ質問なのですが、この文は一体、何文型でしょうか。
はい、第3文型ですね。   ・・・え?いきなり何文型かとか聞かれても分からない?
そうですね、中学では、文型の内容まで踏み込んだ英文法は教わらないかもしれません。
ただ、知ってほしいのは、この文は、こういう構造になっているということです。つまり、
I  saw  the people   ( who wanted to work as doctors and nurses ).
S  V     O
さて、説明しておきます。S とは 主語のことです。動作の主体のことです。(誰々が~。のことです。)
Vとは動詞のことです。(ナニナニした~。のことです)
Oとは目的語のことです。(なになにを~。のことです)
つまり、かっこの中の部分は、あくまでpeople を説明しているにすぎないのです。
そう考えると、基本的な構造は至ってシンプルだと思いませんか?
まあ、英文法の用語などは、本格的には高校に入ってからすぐに教わるので、今は、「フーン、そうなのね~」と理解してくれていればOKです!
この説明を読んだ皆さんの、関係詞に対する苦手意識が少しでもなくなっていたらうれしいです!

山梨県の学習塾は、個別指導塾の学習空間

山梨県の家庭教師は、家庭教師の学習空間プラス

SNSでもご購読できます。

まずは1週間の無料体験学習をお試しください

コメントを残す

*

CAPTCHA