個別指導塾の学習空間、静岡東部エリアの御殿場・裾野教室の宮川です。
今から紹介する勉強法は長文読解能力上げる事の出来る方法です。
以前私自身、長文読解の時に行っていた方法です。
当時のやり方から少しアレンジしてご紹介いたします。
対象者は、高校生(英語レベルが中~上級者)です。
まずは、電子辞書(無い人は、買った方が良いです。本では駄目です。理由はのちほど説明します。)を用意します。
そして、長文を読んでいて、分からない単語が出てきたら、電子辞書で調べます。
ここで、当たり前と思った方がほとんどだと思いますが、調べる方法が少し違います。
普段は、英和辞典を使ってますよね。駄目です。英英辞典を使うんです。英和は、100%封印して下さい。
なぜ英英辞典なのかというと、実際何でもいいので、一つ単語をしらべてみてください。
そうです。英単語の意味を調べる時も、2~3行の短い英文読解問題を解かないといけないという事なんです。
長文読解の中にある単語の意味を知るために、短い英語の文章を読まないとい
けない。
もう英文読解漬けです。
私は、アメリカ留学時代にこの方法で勉強をしていました。
ちなみに、なぜこの方法を行っていたかというと、留学当初は流石に、英語力が大したことなかったので(今もまだまだですが)、電子辞書の英和辞典を使っていました。
ただ、機械っていずれ壊れるんですよね。壊れてしまい、どうしようもなく、近所の本屋で代わりになる辞書を探しましたが、そこはアメリカです。
英和辞典なんてものはなく、仕方なく現地のただの辞書を買いました。
そこから、英英辞典の勉強法を行う事になったのです。(英英辞典というより、ただの辞書ですけどね。)
ただ、ここで紹介したいのは、本の辞書より電子辞書を使って欲しいのです。
なぜかというと、何度もこの方法で勉強していると、必ず「単語の意味が書いてある英文の中に別の分からない単語がある。」という事態に陥ります。
本の場合、またその分からない単語を調べないといけないのですが、電子辞書ならジャンプ機能で一瞬で、次の単語も調べる事が出来るからです。(ジャンプ先ももちろん英英ですよ。)
その点で、本はかなり効率が悪くなり、下手をすれば、一つの単語をしらべるのに5回6回ジャンプすることになり、永遠に終わらないなんて事も。
なので、そこは素直に電子辞書の方がいいかと思います。
ちなみに留学時代の私は、本で何度もジャンプしてました。
電子辞書を壊した罰ですね。
自分で苦労して、解読した単語の意味です。
そう簡単に忘れないはずです。
そして、知らなかった単語からさらに知らない単語に出会えます。
なので、単語の知識量もおのずとアップして読解力がさらに上がります。
最後に、この方法、中学生はお勧めできないのと、高校生でも英語苦手な方は、マニュアル通りの勉強法をお勧めします。
なぜなら、中学生はそもそも単語力も文法力も不足しているので、ほとんど単語の意味を理解できずに、終わってしまいます。
英語が苦手な方も同じような状況になってしまいます。
まずは、基礎的な単語練習と文法の勉強から始めましょう。