個別指導の学習空間、藤枝北教室・焼津小川教室の村田です。
今回はテストの反省、これからくる受験に向けての心構えなどを書いていきたいと思います。
皆さんは定期テストを受けてしっかりとテストの分析・直しをしているでしょうか。テストが返却されて一喜一憂していることかと思います。
自分の教室では最近テスト分析シートなるものを使ってテスト後の反省をしています。どういったものかというと、自分のテストの点数からどれだけもったいないミスをして失点をしているか、問題は主にどこからでているかを書面に残し次のテストにつなげようというものです。
なかなかその場でどんなミスをしてしまったかなどは覚えているものですがなぜかまた同じミスをしてしまっている生徒も多いかと思います。人間は忘れてしまう(勉強ならなおさらですが)生き物ですので当然と言えば当然でしょう。そこでしっかりと分析を行いデータとしてしっかりと残しておくことが大切です。
さて、その分析をひとりひとり見ていくことにするとだいたいどの生徒も共通していることがあります。それは
「もったいないミスで5教科合計20~30点を失ってしまっている(250点満点換算で)」
ということです。これはかなり大きなことだと思いませんか?これについて考察してみることにすると実際の得点と自分の実力にかなりの誤差がでているということです。点数が伸び悩んでいる人は無理に難しい問題を解けるようにするよりも出来るはずだった問題をいかに正確に解くことができるか、ミスをしないようにしていくかという観点で勉強を進めればおのずと目標点をとることが可能になると思います。
このことは受験の時も同じです。本来はその学校に合格出来る実力を持っているのに志望校をあきらめざるを得なく、ワンランク下の学校を受験するなんてことにも・・・20~30点というと受験校のレベルが1つ、大げさにいうと2つ変わってくるということです!今の自分の勉強で十分射程圏内なのにそのもったいないミスのおかげで・・・そうならないために自分の出来る範囲のことを丁寧に行う、背伸びをする前に今の自分の取り組みを見直してみてはいかがでしょうか。