関連付けをすること

個別指導塾の学習空間、高崎北・伊勢崎南教室の小林です!

今回は、みなさんが暗記しようとしている科目、特に理科について2つほど説明します。理科も社会と一緒で「暗記」だと思っている人が多いと思いますが、実は「暗記」だけではなかなか覚えられない時もあります。

1つ目は、「関連付け」です。例えば、理科でいうと一年生で学習する顕微鏡の使い方は、二年生で学習する植物細胞と動物細胞を見る学習のところで使います。一年生の内に顕微鏡の使い方をマスターしておけば、二年生になってから新しく覚えるということがなくなります。その分、新しいことを覚えるようにすれば、覚える内容が減りますね。

また、一年生で学習する溶解度と二年生で学習する飽和水蒸気量では、学習する内容は違いますが、大まかな考えは同じです。溶解度では、水溶液に溶ける物質の限界の量はどのくらいまでかを、曲線のグラフで表しています。飽和水蒸気量も同じで、空間中に占めている水蒸気の限界の量はどのくらいまでかを、曲線のグラフで表しています。このように内容は違いますが、考え方が同じなものが多いのが理科の特徴です。

理科では、思った以上に今まで学習した内容の復習として、今まで学習した内容が登場してきます。以前学習した内容でも忘れてしまっていると二度手間になってしまいますよね。ですから、今まで学習したことはきっちりと覚えておいて、新しい内容だけを覚えられるように「関連付け」をしていきながら、覚えると非常に楽になりますよ。

2つ目は「確実に理解する」ことです。これが出来ると、飛躍的に忘れなくなります。
例えば、植物の道管と師管について、茎を真横に切った時にどちらが内側にあるかです。暗記だけですと、どっちが内側にあるのかなかなか出てこない時ありますよね。出てきたとしても、自信がなかったりするのではないでしょうか。
まず植物にとって生きていく上で、一番必要なのは水か栄養のどちらでしょうか。栄養も大切ですが、生きていく上で水は欠かせません。
また、植物の世界でも動物や昆虫に表面を傷つけられる可能性もあります。そのときに、水の通っている道管が師管よりも外側にあったらどうでしょうか。全ての生物において、生きていく上で一番守らなければいけないものは身体の内部にあります。つまり、植物において道管は内側になければいけないものです。よって、道管は師管よりも内側にあります。
このように、理科では生物の構造なりやってはいけないことなどには、全て理由が存在します。その理由が分かることで、忘れにくくなります。

ぜひ、試してみてください。

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