歴史と感情

個別指導塾の学習空間 山梨エリア 竜王・石和教室の花井です。

今回は歴史の勉強法についてお話をしたいと思います。

社会の勉強をしている生徒さんの中には、ワークを何回解いても暗記できなかったり、すぐに忘れてしまい苦労している人も多いのではないでしょうか。
しかし、ザビエルや織田信長について顔と名前がなかなか暗記できないという人は少ないと思います。では、忘れてしまう人物や覚えられない人物はどのような人なのでしょう。

それは、その人について感情が入っていないからです。

ザビエル→変な格好の肖像画
織田信長→かっこいい、強い、破天荒

教科書は無感情に書かれている箇所が多いです。そのため難しくてつまらなく感じ、覚えられなくなってしまう人が多いように思います。
なので、無理やりでも良いので感情を入れてみましょう。
最初は見た目から入っても良いでしょう「かっこいい」「ダサい」「好き」「嫌い」

また、歴史上の人物が当時どのような感情を持っていたのかを考えてみることも非常に大切です。
例えば、
「後醍醐天皇」の「建武の新政」は「公家中心の政治」を行ったことで有名ですが、これだけを暗記しようとするのは意外と大変です。

なので、後醍醐天皇の感情を考えてみましょう。

いままでは天皇が政治を行っていたのに武士が力を持ってきたことによって、幕府をひらいて武家が政治を行うようになりました。
もちろん、公家である後醍醐天皇は「くやしい」と思っていたのかもしれません。
なので、兵を挙げて幕府を倒した後醍醐天皇はどんな政治をするか、それは公家中心の政治です。これが建武の新政と呼ばれるものです。

歴史は感情で動いています。
このように丸暗記するのではなく、まず流れをイメージして感情を入れてみることが大切なのです。その感情をやや大げさでも良いのでくみ取ることで、歴史は覚えやすく、そして楽しくなります。なかなか歴史の内容が1時間かかっても覚えられなかったが、20分程度で暗記することができるようになった生徒も教室にいます。是非、お試しください!

もしも、うまく感情を入れることができないように感じた人は受験用の歴史マンガがいくつか販売されているので、ワークや授業終わりなどに読んでおくと勉強の助けになりますよ。

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