“個別指導塾の学習空間 山梨エリア 石和教室の宮嶋です。
今回は、高校生の現代文の得点アップのために必要な4つの力についてお話しします。
4つの力とは、語彙・背景知識・読解力・解答力です。
● 語彙(漢字・語句の意味) ⇒漢字問題集・現代文キーワード集で覚える
語彙は教科書・問題集で出てきたものはリストに書いて覚える。
キーワード集で覚える。
● 背景知識 ⇒教科書・問題・キーワード集などで身につける。読書・新聞はやらなくてもいい。
読書・新聞などで身につくが、時間がかかるので、教科書や問題集をこなすことで身につけるべき。
教科書・問題集には頻出テーマが載っている。1題1題が、次の問題の背景知識になるというつもりで、語彙や内容を丁寧に理解する!
背景知識があると、はじめて読む文章でも、同じテーマなら読解が非常に早くなる。
● 文章理解力(筆者の主張・文章の展開) ⇒とにかく丁寧に、文章に何度も読み込む。
まずは正確に文章を理解することが大切。(問題を解くことよりも理解することを優先。)
一文ずつ、一段落ずつ、全体通して何度も読み込むことが大切。5回でも10回でも読む。
自分の考えではなく、筆者の考えに合わせる。筆者が「カラスは白い」と言ったら白い。
正確な理解の手がかりとなるのは「指示語」「助詞」「接続詞」。
また、「対比」「言い換え」「具体例」などを常に意識する。
具体例を読み飛ばさず、具体例は何を説明するための具体例なのかを考える。
● 問題解答力(正解を選ぶ力・不正解を消去する力・ポイントを記述する力)
正確に理解した上で、問題を解く。
消去法はあくまで補助テクニックとして使おう。
最終目標
すべての問題について、正しい答えとその根拠を、解説通りに説明できること。
もし説明できなければマグレと同じと考える。(数学で「なんとなく数字を書いたら合っていた」のと同じ。)
段落ごとに文章の要旨を簡単に説明出来ること。
文章全体の要旨を簡単に説明出来ること。
以上、意識して学校の授業・問題集・模試にのぞみましょう!”