やる気と成績

個別指導の学習空間、愛知エリアの寺本です。

「うちの子、やる気が全然なくて…」
入塾面談や保護者面談でよくそういった相談をされます。それは成績アップには「やる気」や「モチベーション」が欠かせないと思っているからではないでしょうか。

もちろんやる気はあったほうがいいに決まっています。やる気が高いほうが、質の高い学習ができますし、その結果よい成績をとれる確率も高くなるでしょう。

しかし、やる気は成績アップに絶対に必要なものなのでしょうか??
成績が上がった生徒、成績がトップクラスの生徒は全員がやる気満々で楽しんで毎日勉強してる…なんてことはないのではないでしょうか。
見た目やる気がないような生徒でも、すごく成績を伸ばすこともあれば、反対にやる気はすごく感じるのに思ったより成績が伸びない生徒もいます。

生徒にとっての勉強は、大人にとっての仕事と同じです。
「毎日、いつもやる気をもって仕事していますか?」と聞かれて自信をもって「はい」と答えられる大人はそういないのではないでしょうか。
私も教室での指導はとても楽しくやりがいを感じて毎日指導していますが、ときにはあまり気が進まない仕事もあったりします。とりかかるのに時間もかかりますし、能率もあまりよくありません。
しかし、それでもやり切ります。その日のやる気に左右されていては仕事は務まりません。

勉強も同じではないでしょうか。ときにはやる気の出ない日もあるし、やりたくない勉強もあると思います。
だからと言って提出物が期日までに出せなかったり、小テストの勉強をさぼったりではいけません。やらなければならないことをやることと、やる気とは関係ありません。大切なのは自律の精神です。
「やる気が上がれば成績も上がる」という考え方、少し見直してみませんか?

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