個別指導塾の学習空間 兵庫エリア、飾磨西教室・加古川南教室の戸澤です。
今回は加古川南教室のU君について紹介させていただきたいと思います。
U君が入塾したのは中3の8月で、ちょうど加古川南教室がオープンしたばかりのときでした。
彼が目指していたのは、地域でもTOPの進学校。
入塾当初の成績は学校内で50番台と、けして低くはないのですが志望校を目指すにはかなりの努力が必要な状況でした。
これまで部活ばかりで、ほとんど受験勉強もしてこなかったという彼は、その夏から本当に頑張ってくれました。
地元でTOPの進学校を目指すには、学校配布の教材だけでは足りないので、数学・理科・社会に関しては旺文社の出版している『全国高校入試問題正解』の分野別過去問に取り組んでもらいました。
入試問題で高得点を取るには様々なパターンの問題に触れておく必要があると思ったので、全国の高校入試の過去問が掲載されているこの教材は最適でした。
まず数学の取り組み方ですが、解法パターンのインプットに力を入れてもらいました。
やはり高校入試の過去問は難易度の高い問題が多く、初見ではなかなか解けないので、
「5分考えてわからなければ答えを見てもいいよ。」とは伝えてありました。
その代わり「解説をよく読んで理解できたなら、もう一度自力で解答を再現するんだよ。」と約束し、必ず解き直しもしてもらいました。
解説を読んで理解できたからといって、その問題が解けるようになっているわけではありません。
かならず、何も見ずに解き直しをしなければ本当に自分がその問題を解けるようになっているかはわかりません。
解き直しをしていて、つまずいた箇所があればそこをもう一度見直す。
そういったプロセスが、受験勉強とって本当に重要になってきます。
理科と社会に関しては、基礎知識がある程度入っていたので、問題演習をしながらのインプットを意識してもらいました。理社は過去問から吸収できる知識がたくさんあります。
U君の頑張りもあり、学校内での順位は50番台⇒9位にまで上昇!
模試の偏差値も63⇒66へUPし、無事第一志望の高校に合格してくれました。
現在も塾に通い続けてくれており、部活動も頑張りながら、学業面でも優秀な成績を収めています。
とにかくストイックに部活動や学業に打ち込む、そんな彼を私は一人の人間として尊敬しています。