個別指導の学習空間、岡崎東教室長・豊田朝日教室講師の木村です。
今回は、数学の勉強のやりかたについてです。
数学の勉強の進め方は簡単にまとめると次の通りです。
①公式を覚える
②問題を解く
③答え合わせをする
④×だった場合、なぜ間違えたのかあるいはわからなかったのかを把握する
⑤答えを見ずに解き直しをする
⑥間違えた問題は一週間以内に解き直しをして覚えているかどうか確認する
これから先は注意点について説明します。
①に関しては、案外これをやらずに公式を見ながら問題を解いている生徒が多くいます。しかし、それでは公式を覚えられません。最初に公式を覚えて、その後公式を見ずに自分で公式を思い出しながら問題を解いてください。人間は思い出すときに記憶が定着するようにできているため、こうすることで公式の定着度がぐんと増します。
④はもっとも大事な部分です。答えを見てやり方を覚えるだけでは自力で解けるようにはなかなかなりません。自分がどこで間違えやすいのかを把握し、そこを意識しながら問題に取り組むことでミスは劇的に減ります。また、わからなかったときはどこがわかれば解けるのかポイントを覚えてください。ミスしたところやわからなったポイントは解答などにメモをしておくと良いです。
そして⑤で解き直しをするときにそこを意識しながら解くことで自力で解く力がついていきます。数学はテストのときに解けなければ点数に繋がりません。テストのときに問題を解けるようにするにはどうすればよいのかという視点を持って普段の勉強に臨んでみてくださいね。