個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎筑縄・伊勢崎南教室の渡辺です。
数学の問題を長時間考えたのに分からなかったから答えを見てしまったという話をよく聞きます。それがいけないというわけではありませんが、どうせなら効率よく学習を進めたいですよね。
今回は数学で解けない問題があった際の対策法をお話します。以下その手順になります。
①まず始めに問題内容の把握と試行錯誤!
基本的なことかもしれませんが、今一度問題を読み返しましょう。意外と自分が気付いていない点があったり、求めることが間違っていたりすることがあります。そしてゴールが何かを意識しながら考えられる方法をすべて試してみましょう。
②色々と試して分からない場合は教科書や参考書で公式の確認や似た問題を探そう!
実はこの作業がとても大事です。答えを見るよりも、似た問題で真似する方が理解もするし忘れにくいです!
高校の数学の参考書ではチャート式が有名ですが、その大きな理由の一つに解答・解説の詳しさが挙げられます。分かりやすいことももちろんですが、その分たくさんのパターンの問題も載っているため、似た問題を探しやすいです。この作業を是非一度頑張ってみてください。
③解答を見たらその後、自力で解いてみる!
解答を見ただけで終わりにしてはいけません。「次は絶対解いてやる!」という意気込みで、解答解説をよく読みましょう。紙やノートに、実際に書き写してみるのも効果的です。その後、自力で解答を思い出しながら解けるか確認しましょう。 そうしないとその解法が身につきませんし、考えた時間が無駄になってしまいます。
④丸つけ後、自力で解けなかった場合は印をつけておく!
理解して満足しても人間は忘れてしまいます。数日後、チェック印のついた問題にもう一度取り組んでみましょう。答えを見ないで解けたら、チェック印にマーカーを引くなどして、できるようになったことを書き込みましょう。解けなかったらまた翌日などに解いてみましょう。
このように、テスト前や目標の期日までにチェック印がついたところをつぶしていきましょう。すべてチェック印がなくなれば、その範囲の問題はひと通り自力で解けるはずです。