個別指導の学習空間 兵庫エリア 姫路今宿・広畑教室の大山です。
さて、突然ですが今回は数学の勉強法について少しだけ書かせて頂きたいと思います。
みなさんはどのように勉強されているでしょうか。
学校のワークや夏休みなどで出された課題に取り組んで、とりあえず1周終わらせて、分からない問題はなんとなく答えを見ながら終わらせて、わかったようなわからないようなで終わってしまっていませんか?
数学の問題は一度解くだけではなかなか身につきません。(数学だけに限らず他の教科もですが・・・)
そこで、ただ問題を解くだけではなく以下のような手順で解いていきます。
(1) 教科書や簡単な参考書を熟読して、公式・考え方などを理解する。
(2) 概要をつかんだら、問題集(学校のワークや夏休みの課題等含む)などで問題を解く。その際の出来によって、3段階で印をつける。(○、△、×)
の繰り返しです。
まずは、(1)について
問題を解く前に(1)の作業が非常に重要になります。
ただやみくもに問題を解いても記憶に残りませんし、すぐに忘れてしまいます。
問題に取り組む前にその分野の教科書や解説重視の参考書を熟読し、公式等をただ丸暗記するのではなく「なぜ、そうなるのか?」また「その数式が何を意味しているのか?」を考えるようにしましょう。
大雑把な理解でも構いません。
そして、概要をつかんだらいよいよ問題を解きます。(2)の手順です。
まずは、解答も教科書も見ないで自力で解いてみてください。
数分考えてもわからなければ、解答を読んでオッケーです。
ただし、解答を見るときはただただ見るだけではなく「読んで理解する」ということを意識しよう。
また、問題を解いた後に問題番号に○ or △ or ×をつけます。そのルールは以下になります。
① ○を付ける場合
何も見ないで問題を解けたし、考え方、解き方も合っている。
② △を付ける場合
問題の解き方や方針は合っていたが、計算間違いなどのイージーミスをしてしまった。
③ ×を付ける場合
問題の方針や解き方が間違っている。またそもそも解法が思いつかず手も足も出なかった。
△や×印の付いた問題は解答を読んで理解した後、すぐにもう一度何も見ずに解き直します。
それでもできない場合は、濃く△、×を書いておきます。できた場合は○を書きます。
このような手順を、例えば平日に3題から6題くらいのペースで解いていき、週末に△と×の付いてしまった問題のみもう一度解いていきます。
それを高1、2生の場合、定期テストの範囲に入る学校のワーク等でそれ実施すれば定期テストでよい点が取れるかと思います。
また高3生であれば受験用の参考書でひたすらそれを行っていきます。
△や×の付いた問題、特に濃く△や×の付いた問題はまず理解することが非常に大切です。また解答を読んだだけでは理解できないという問題も多かれ少なかれあるかと思います。
その際は教科書や参考書をもう一度読んで理解に努めましょう。
それでも分からない場合は数学の得意な友達や学習空間の先生に聞いて理解しよう。
きっと丁寧に教えてくれますよ。
理解さえできれば、あとは繰り返し解けば必ず身につきます。
頑張ってくださいね!
それではこの辺りで。