個別指導塾の学習空間 埼玉エリア坂戸東・坂戸西教室の岩崎です。
皆さん、社会や理科などの暗記科目には、色々な覚え方があるとは思いますが、今回は私自身が学生時代に実際に行っていた暗記法を、お話したいと思います。
私の暗記法で使用するものは、テスト範囲の学習プリント及び、ワーク・問題集と、テープレコーダー(録音機器)、そして健康な咽喉(のど)です。
まず、テスト範囲の学習プリントやワーク・問題集などの、穴あき問題の前後の文、及び問題文をチェックして把握します。
その後、テープレコーダー(今では携帯電話にも、長時間の録音機能があるので、それを活用するのも良いかもしれません)を録音状態で起動し、テスト範囲内の全部の問題文を喋り続けるのです。 この際に気をつけなければならないのは、答えの穴あきの個所を読む際に、3~4秒ほどの無言(空白)時間を作るということです。(これが無いと、後で自分が聞き直した時に、それに合わせて答える時間が無くなってしまうからです)
そして、テスト範囲内の問題文を一通り喋り終わると、大体30~40分ぐらいの「音声問題集」が完成します。
その後は、完成した「音声問題集」を聞き直して、穴あきの個所の空白時間に当て嵌まる答えを、自分で答え続けるのです。
とりあえずは、解答が合っていようがなかろうが構わず、テープを途中で止めずに、ただひたすら答え続けるのです。
そして、一通り答え終わったら、実際に問題集や学習プリントを見直して、どこが合っていて間違っていたかを確認します。
そうすることで、1回で2回分の勉強(チェック)をすることが出来るのです。
これを思いついたのは、テスト前の休み時間に、友達とよく口頭で問題を出し合っていて、それがテスト中も頭に残っていたからなのです。(皆さんにも経験ありませんか?)
これをもし、自分一人でも出来たら、テスト直前に焦って覚える必要が無いんじゃないかなと思ったのが、この勉強法の切っ掛けです。
学習空間に通ってらっしゃる生徒さんはお気づきかもしれませんが、これって先生と、テスト前やレギュラーで行う「口頭チェック」によく似ていませんか?
「口頭チェック」をもし、自分一人でも出来るのならば、いずれは先生が「口頭チェック」出来ない状況(例:卒業などで塾に来なくなるなど)になっても、大丈夫ですよね。
是非試してみてはいかがでしょうか?
ただ、これを読まれている方の中には「自分の声を聞きながら勉強なんて、気恥ずかしい」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は是非、友達や家族の方に手伝ってもらうのはいかがでしょうか?
コミュニケーションを取る、良い切っ掛けにも繋がりますよ!!