個別指導の学習空間 千葉エリア 八千代大和田教室・鎌ヶ谷教室の川田です。
今回紹介する生徒は現在も私の教室に通ってくれている中学2年生のSさんです。
彼女が入塾したのは今年の4月。特に英語が苦手でした。最初会ったときは、「単語書けません」「動詞って何ですか?」「三単現のs…?」という状況。このまま平日学習だけでは追いつかないと思い土学でもみっちり英語をやっていくことにしました。土学での内容は英語の最初の最初から。授業の内容をやっていっても基礎ができていないと覚えることはできても使いこなせるようになりません。彼女はまだ2年生。受験を見据えるのであれば今からやっていくしかありません。
文章書くときは大文字から書くんだよー。から始めて、be動詞と一般動詞の違いから少しずつやっていきました。肝心のテストの結果というと授業の内容とは全然違うところをやっているのですぐに結果が出るわけではありません。入塾前の点数とほぼ変わりませんでした。
彼女にはもちろん、英語の最初からやらなきゃいけないこと、すぐに結果が出るわけではないことを話してありましたが頑張ってやっていることの結果が出ないことは心が折れてもおかしくなかったと思います。しかし彼女はここから踏ん張ってくれました。そしてその次のテストでは50点にまで上がりました。この結果に対して彼女はものすごく悔しがっていました。点数上がっているにもかかわらずです。「もっと書けた。」「もっと解けた。」テストを見直しながら悔しがっている姿を見て少し感動しました。
今では土曜日でも授業の内容もやっているのですが先日、不定詞の導入をやっていたときです
「私は野球をすることが好きです」を英訳してみよう。
I like play baseball.とわざと間違えて英文を書いて見せて「何か変だね。どこがおかしい?」と聞いたら「動詞が二つあります」と即答されました。私は「あの「動詞って何?」と言っていた子がそんなことを即答できるようになったなんて…」と一人で感動して泣きそうになったことは秘密です(笑)
彼女の次のテストが楽しみです。