個別指導塾、学習空間 埼玉中部エリア 大宮宮原・埼大通り教室の岩田です。
今回は入塾から三カ月で模試の偏差値が11以上上がった生徒についてお話させていただきます。
私が考える彼がそれだけの急成長を遂げられた要因は「素直さと継続力」にあると思います。
学習空間では生徒一人一人に合わせてカリキュラムを決めていくのですが、少なくない割合で講師の指示とは違う学習をしてしまう生徒がいます。○つけをしていない、途中式などを書いていない、間違った問題の解きなおしをしていない、早く帰ろうとしてメニューを無理やり終わらせようとする・・・そんな事が起きてしまう事があります。しかしその生徒はきちんとこちらの聞く耳を持ってくれているので、入塾して間もなくきちんと1つ1つのメニューを覚えて、それもコツコツと積み重ねてくれました。
勉強といえど部活やスポーツと同じで、より早く上達するためにはコーチや監督のアドバイスには素直に耳を貸せる方が上達は速いと思いませんか?勿論ただ言いなりになるという意味ではありません。ただ、まだまだ勉強の仕方が分からない段階では、アドバイスを効果的に吸収し、その結果自分にあった自分なりの学習を身につける事が大切だと思います。素直さ、というのはとても学習において大切な要因だと思います。もちろん自分のやり方や自分の信念を突きとおして結果を残せる人もいると思いますが、個人的にそういった場合はそもそも伸び悩みというのが無いと思います。
あともう1つ大切なのが継続力です。これもよくあるのですが、今日はなんだか集中できなかった・今日は眠かった・今日は部活が長かったから疲れた・・・等、さまざまな要因で体力や気力に影響を受けるため、毎回ベストな状況で学習をするのは難しいです。でも一旦それを口にして許されてしまうと、今日は疲れてたからしょうがないや・今日は部活疲れてたからしょうがないや・・・とだんだんと出来なかったことを正当化するような傾向がある生徒が多いように感じます。しまいには「今日疲れてたんだから仕方ないじゃん!」と開きなおるような生徒も・・・。
しかし今日ご紹介していた生徒はもちろん疲れている日や眠い日もあったと思いますが、一度もそういった事は言わず、毎回きちんと学習をしてくれていました。彼の偏差値が11伸びたと聞いても私はその姿を見ていたのでとても納得しました。
このように素直さや継続力のある生徒は爆発的なスコアアップをしてくれると感じていますが、正直なかなか実戦が難しいと思います。だからこそそれが出来る生徒の偏差値が上がるのですが・・。しかし人間何も考えずにただ過ごすよりは、何か目的意識があって努力している方が必ず成長につながります。是非素直さや継続力について一度自分と照らし合わせて考えていただければ幸いです。