個別指導塾の学習空間、韮崎・白根教室の内藤です。
今回は中2の夏から教室に通ってくれている、中学3年生のKさんについてお話しさせてもらおうと思います。
Kさんは中2の夏休みに新規面談をさせていただきました。
そのとき、この子は素直で一生懸命やってくれそうだなという印象を受けたのを覚えています。
成績は2年生の1学期期末テスト5教科で315点でした。
数学は得意で勉強もする気になるが、英語が嫌いで点が伸び悩んでいるとのことでした。
そこで、体験では英語をメインに2年生1学期までの内容の復習を進めていくことにしました。
体験がスタートしてみると、事前に話を聞いていた通り、単語も文法も不安な部分がいくつも見うけられました。
ですが、この子の学力は伸びるぞと確信するような態度で勉強に取り組んでいました。
それは
・しっかりとこちらの話を聞いてくれる
・わからないところはわからないと言ってくれる
・自分で理解できるまで妥協はしない
・間違えた問題は必ずもう一度解き直す
といった基本的なことをしっかりやっていたからです。
ただ、英語は少し頑張ったからすぐに点数として結果が表れる科目ではありません。
1年生の最初の内容から少しずつ積み上げていかなくてはならない科目です。
しかしKさんはこの勉強への姿勢を全く変えることなく、今でも実践しています。
今では英検3級を取得し、準2級に挑戦するくらいまで英語ができるようになりました。中3の2学期中間テストでは英語は数学と並ぶ得点源にまでなっており、5教科の合計も430点と、入塾時より115点も上がっています
Kさんがしているのは特別なことではありません。
「分からないことを分からないままにしない」という、勉強の基本ともいえることをやっているだけです。
ですが、これを徹底して継続しているというところがKさんの素晴らしいところです。
「分からないことを分からないままにしない」「理解できるまで何度でも繰り返す」ということは当たり前と言えば当たり前のことです。
ですが、それを実際に実行することは簡単ではありません。
今回のことを通じて、改めて「やるべきことをしっかりやり切る」ことの大切さを再認識させてもらいました。
今は志望校への合格目指して受験勉強に取り組む毎日です。
私もKさんに負けないようにやるべきことをしっかりやり切り、受験に向けてのサポートを全力でしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!