学習空間兵庫エリア 加古川野口教室&学プラ(家庭教師)の藤島です。
今回はリスタートという題材で、不登校から大学合格を勝ち取った1人の男子生徒の話しをしたいと思います。
兵庫エリアがOPENした時に入塾してくれた当時中1だった Mくんという生徒が、この度無事に大学に合格しました。
彼は中1の途中で不登校となり学校はおろか中3の春の終わりまで塾にも来ていません。塾に来ていない時も3ヶ月に1度はお月謝をお支払い頂き、塾での席を確保してくれていました。お母様とは幾度となく面談を重ね、どうすれば立ち直れるか話し続けました。
本人には
『来れるときはいつでも気軽に塾によって、休みの日に一緒にラーメンでも食べに行こう。』
なんてことも言いました。笑
中3の夏ころ、このままじゃいけないと思った彼はついに学校に通い始め、少しずつ塾にも来るようになりました。こちらも彼の頑張りに応えるために全力で指導しました。そして彼は定時制で公立高校に合格しました。
その時彼は 『お昼はバイトで、夜から学校だから塾には土曜日しか行けない』 と言いました。
その言葉を聞いた私は 少しだけ驚き 『そっか、高校も一緒にがんばろう』と言いました。
彼の高校生活はとても充実したものになりました。
平日は朝から自転車屋でアルバイト。
バイクの免許取得、自分のお金で単車買う。
陸上部の部長になる。
恋愛をして高3で彼女が出来る
勉強は定期テストで10番以内!!
その定時には指定校推薦はないそうです。それでも学校の先生の信用も勝ち取りAO入試で大学受験に臨むことになりました。
土曜だけでなく、平日の指導後も使って面接練習しました。
始め『なんとかなるさ』という彼の態度に私がキレることもありました。
大学受験をなめるんじゃねえと詰め寄ることもありました。
かなり厳しい面接練習でしたが、彼は最後は仕上げ切り本番に臨みました。
そして見事合格。
後日、お母様と一緒に挨拶に来てくれました。
お母様にはたくさんの感謝の言葉を頂き、本人からも『この塾に入っていなかったら人生終わってた』と言われました。
彼は口コミや合格アンケートなどいろいろ書いてくれました。
そして指導後、誰もいなくなってから 最後まで残ってくれていた彼に私は
『ラーメン食べに行こう』
と笑いながら言いました。
中1からの色んな話をして、家まで送り届けました。
本当に価値のある素敵な時間でした。
人生つまずくこともあります。
それでもあきらめず、努力し続ければ、いつだって人は輝けることができます。
何度も何度も考えても答えの見つからないことなら、もう色々考えず行動しましょう。
動き続ければ必ず道は見つかります。
できることから、勇気を出して、
踏み出したその小さな1歩は
いつか必ずきらきら輝いた大きな夢に繋がっています。
頑張って。頑張ろう。