個別指導塾の学習空間 小瀬・石和教室の深澤です。
今回は現在も受け持たせて頂いているR君についてお話をさせて頂きます。
R君は現在中学3年生の受験生です。
塾に入って1年目ですが、入塾当初はご面談でも、家でも全く勉強せず遊んでばかりでと、保護者さんに言われるくらい、受験に対してそこまで前向きではない生徒でした。
塾へ入り指導をさせて頂いている中で、なぜ家だと勉強しないのか聞いてみました。
理由としては「何をどう勉強すればよいのかわからない。
勉強しなさいと言われてもやり方が分からないものをすることはできない。」と言っていました。
それを聞き、私は彼に予習などの方法などではなく、学校の復習の仕方について5教科細かく説明し、塾へ来る日以外の日はどのように復習をし、量はどれくらいすべきなのかを伝えました。
もちろん夏前などはやってない日もあったそうですが、少しずつ塾でも「これはこの前家で復習した所なんですけど・・・」と復習で分からなかった所を聞いてくれるようになり、今では、特にこちらから言わなくても家でここやってきたから暗記チェックして下さい!と自分から自信があるのかチェックをねだるようになってくれました。
全員が全員このように前向きになるとは限りません。
彼の場合は復習したいけど分からないからやってなかっただけ。
もともとのモチベーションも低いわけではなかったのですんなりとやり方を理解し実践してくれたからこそ今のテスト結果だと私は思っています。
暗記が苦手なR君は入塾前は社会画40点台だったのが今では70点台と着実に結果に表れて更にモチベも上がっています。
生徒のモチベーションを上げるのはなかなか難しいですがそれを生徒との会話で探り、ピンポイントでアドバイスしてあげることでうまくいく事があります。
彼を通じてコツコツ進めていけばちゃんと結果に表れると私も再認識しました。