知識はなぜ大切か

個別指導の学習空間 神奈川西部エリア 平塚中原・伊勢原教室の松本です。

みなさんは問題を解くときに知識問題か、思考問題か考えたことはありますか?

知識問題とは、言うなれば単純な暗記で解くことができる問題です。最近の入試やテストでは減ってしまっているものの、1問1答で正解にたどり着ける問題です。テスト本番では、このような問題を解くのにあまり時間はかけたくないですね。そして、普段の学習においてこのような知識問題を素早く、正確に解けるようにするには、楽な方法などありません。何度も何度も繰り返して定着させる必要があります。

では、思考問題とは何か?それは1問1答に答えられる知識をもとに、正解を「考えて」導く問題です。グラフや表を読み取ったり、理由などを記述する問題です。学校教育の中でもこのような思考を求める問題が増えてきているのは事実です。とはいえ、全く0から考えないと正解に導けない問題が多いか?というとそうではありません。教科書や授業の中で理由や背景を知ることで、答えられる問題もたくさんあります。そういった意味では知識問題の延長である問題も多いのです。

勉強が苦手な生徒さんは、まずは1問1答の正確な知識をつけられるようにしてくださいね。
そして、大学などの高等教育で求められる「なぜ」に自分で考えて答えられるようにするためには、やはり前提となる知識はとても大切です。普段の学習から、正確な知識を蓄えるようにしていきましょう!

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