個別指導塾の学習空間、静岡中部エリア 藤枝南教室&焼津小土教室の宮本です。
今回は『1日5分、英語嫌いのための英単語の勉強方法』です。
単語帳を1ページ覚えるとき、どうやって覚えるかをアドバイスします。まず知っていただきたいのは、高校英語の英単語は
『スペルが書けることよりも、意味がわかること』
が重要です。英単語の意味が分かれば、マーク問題やセンター試験はひとまずOKです。センター試験ではスペルは問われませんよね。また2次試験でもスペルはそこまで気にする必要はない、と僕は思います。それよりも正しい文法で書けているかが重要ですから。
それでは勉強方法に入っていきます。ポイントは『スピード』です。
① 1ページ中にある、英単語と日本語訳を交互に目で追う。このとき意味は1つのみでOKです。 1分
② 小さい声(くちパク)で英単語とその日本語訳を読む。これを3周、素早くやる。1分
③ 日本語訳のところを7割隠してテストする。3週テストする。分からないときはすぐに答えを見る。 1分
④ 最終的に日本語訳の全てを隠してテストする。分からないときはすぐに答えを見る。1分
↓
⑤ 覚えたページが完璧に言えるようになったら、先生、親、友人にテストしてもらう。 1分
★ 慣れたら1日2~4ページやっていきましょう。大学受験ではこれらを朝、昼、晩のすきま時間に行うのが理想です。
もちろん、高校の普段の授業では英単語テストがありますので、書いて覚えることも大切です。ですが、入試を想定するなら、ゆっくりと書けることよりも、単語を見たときに瞬時に意味を理解することが大切です。
だいたい英単語帳は200ページ以上からなり、大学へ行くには2000から4000個レベルの単語を1~2年かけて覚えていく必要があります。これをコツコツと積み重ねることが大学受験への近道です。この勉強方法は短時間で済むので、英語アレルギーの方向けの勉強法かもしれません(笑)