アンテナを立てる

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西教室の河手です。

今回は国語の勉強法について書きたいと思います。私は学習空間で教えていて1回の指導で間違いなく5回は「国語が大事」と生徒に言っています。なぜなら国語を意識して勉強すれば国語は勿論、国語以外の教科でも成果につながるという確信があるからです。例えば、数学を勉強していて直線という言葉に出逢った場合、「直線とは何だろう」と自分に問うてみる。多くの生徒は「真っすぐな線」と答えます。しかし、その覚え方では不十分です。『終わりない真っすぐな線』と覚えていて欲しいのです。言葉を正確に覚えておくことで、この場合なら作図などで理解が深まります。

国語の勉強法と最初に書きましたが、正確には言葉にアンテナを立てた勉強法というべきかもしれません。数学をまず例に出しましたが他教科も同じです。英語を勉強していて、Sundayが出てきたら「曜日、全部書けるだろうか」と自分に問う。理科を勉強していて上方置換と出てきたら「まだ気体の集め方があったけど名称・集める気体の性質を言えるだろうか」、社会で穀物と出てきたけど「穀物とはどんなもののことを言うのか本当に分かっているだろうか」と『常に言葉に対してアンテナを立てること』が真の理解に繋がっていきます。確かに理解を度外視して単純に暗記した方が全体の効率が高まってプラスになる分野もあります。しかし、心のアンテナを立てて自分と向き合うことが自分を成長させて、成果を出す勉強法であると私は確信しています。 まずは1ページにつき3つ、自分に突っ込みを入れてみることから始めてみてはどうでしょうか?言葉に意識を置き、国語を鍛えることが全ての教科に変化をもたらします。

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