個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 浦和大東教室・大宮宮原教室の小林です。
今日は数学についてのお話をさせていただきます。
まず自分の間違いの癖を見抜こう。
○ 計算問題
計算問題は間違ったときの, 間違い方を把握すること。
マイナスかっこでミスるのか, (2x-3)-(5x-6)の後ろの符号を変え忘れるのか、途中式を省略しすぎて結果的に間違ってしまうのか、自分の書いた字がごちゃごちゃしてしまってミスに繋がってしまうのか、など。ミスの癖を把握し, ミスしないように意識する練習をしましょう!
また, 計算ミスはするもんだという前提で, 計算の過程を細かくチェックするのもいいでしょう。そのためにも計算過程を紙に起こして, 頭の中で計算するのはほどほどにしておきましょう。
○ 文章題・図形
先ず正解しなくてもいいので考えること。
そのとき, 自分の持っている能力をすべて出して考えること。
それでもダメな時, 解説に頼る。1日考えても答えが出なくたっていいです。
時間がないときは, 手早く回答を見てもいいですが, なぜそうなるかを理解する努力をしましょう!そうすることで、 経験上いつの間にか力が付いてるってことになることがあります。地道にこれを繰り返す。そのとき, 頭に叩き込んでいくのを忘れずに、ただの作業になってしまわないようにしましょう。
○ 問題集の使い方
学校のワークで十分だとおもいますが、自分で問題集をやる場合は、自分が背伸びして解けそうな問題集を2, 3周することをお勧めします。意外と解けないものですよ。
そのとき、A:自分の力で解けたもの、B:ケアレスミス、C:ヒントを見て解けたもの、D:解説を見て理解できたもの、E:解説を見てもわからなかったものを問題番号にチェックしていくことをお勧めします。
Aはいいとして、B、C、Dの問題を重点的に復習する必要があります。それを行うことで得点力アップにつながります。Dは解説を見て理解できたのであれば、その知識は今まで持っていたものか、新しく知ったことなのかきちんと整理して、知らないのであれば、しっかり身に付けておく必要があります。ただ、時間的にかかりそうなことかどうかは自分のレベルに合わせて判断してください。Eに着手するのはそれらが解決してからでもいいかもしれません。
ということで、今回は以上となります。
地道な作業ですが、解き方を覚えて解ける問題を少しずつ増やしていき、問題を解く楽しさを実感してもらえれば嬉しいです。