質問上手になろう!

個別指導塾の学習空間 愛知エリア豊田朝日・岡崎東教室の宮﨑です!

今回は、「質問上手」というテーマで書かせてもらおうと思います。
成績が伸びやすい生徒は、質問上手という特長があります。反対に成績が伸びにくい生徒は、質問の仕方が上手ではありません。例を挙げて説明します。

○よい質問の仕方の例

生徒A:「先生、間違えた問題の解説を見てやり直しをやっているんですけど、途中までは理解できましたが、ここがなぜこういう風な考え方になるのか分かりません。その意味が分かれば解けそうなので、なぜそうなるのか教えてください!」

先生:「なるほど、いい質問だね!それじゃあ、ここをこうすればどうなると思う?」

生徒A:「こうなると思います。」

先生:「その通り!じゃあ、それをこう当てはめれば解説に書いてあることが見えてきたね!」

生徒A:「あ!見えてきました!よし、理解できました!」

先生:「よくできました!類題なんかもたくさんやっていこうね!」

生徒A:「はい!ありがとうございます!」

○よくない質問の仕方の例

生徒B:「先生、分からないから教えてください!」

先生:「この問題のどこが分からないの?」

生徒B:「いや、何となく分からないです…。」

先生:「質問してくれるのは嬉しいけど、まずは解説をよく見て自分の頭で考えないと意味ないよ。」

生徒B:「分かりました…。解説をよく見て自分でまず考えてみます。」

先生:「OK!それでも分からないときは遠慮なく質問してね!」

いかがでしょうか?
どちらの生徒の方が成績が伸びやすいか一目瞭然だと思います。

前者の生徒Aは、まず自分でしっかりやり直しをした上で、それでも分からないところを具体的に質問しているので、自立学習をしつつ、上手く先生の力を借りているんです。
時に質問をすることを恥ずかしいとか恥だと感じているような生徒もいます。
そんなことは全くないんです!
大切なのは、質問の仕方なんです!
「質問上手」になることこそが、学力向上の第一歩です。

一方、後者の生徒Bは、ただ漠然と分からない問題についての質問を先生に投げかけているだけで、自分の力で理解しようという姿勢がないですよね?
こういった受動的な勉強のやり方では、結果は絶対についてこないです。

学習空間の平日の指導スタイルとしては、先生がいつも近くにいて手取り足取り教えてくれるスタイルではないです(土曜日は少人数指導のハイブリッドスタイルです)。
将来的には塾に来なくても一人で勉強できるように、勉強のやり方の指導に重きを置いています。
先生1人に生徒が2,3人のような個別指導塾が多いので学習空間の指導スタイルに最初は心配される保護者さんもいらっしゃいますが、このスタイルでほぼ全員の成績を伸ばしているので、結果で証明しています。
さあ、生徒の皆さん、質問上手になってどんどん成績を伸ばしていきましょう!!

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