国語の段落の意味

個別指導塾の学習空間 滋賀エリア 近江八幡教室・草津教室の伊佐です。

入試の時には、基本的に国語の文章問題は出題されます。
小説だったり、論説だったり、種類はどちらも、もしくは両方出題される都道府県もあるかと思います。

それの対策をするときに、とにかく問題集を使って解いていくと思いますが、
ただ、解いていてもなかなか力はつかないと思います。

生徒もよく言っていますが、
『同じ問題が出ないんだから、意味がない!』
何も考えずに解くだけだったら、その通りでしょう。

その時に、段落というものに着目してもらいたいです。

なぜ、ここで文章は切られて段落を設けているのか?
ということです。

切られているところの前後では、何かしらの内容が変わっています。

論説系だったら、
筆者の意見が述べられていたが、段落が変わると、反対の意見に対しての考察が始まったりします。
小説系だったら、
主人公が友達に助けられたときに、段落が変わると、そのことに対する主人公の気持ちが述べられていたりします。

そういう読み解き方をしていけば、
問題で「破線①のときの主人公の心情は?」と問われても、
『あっ!あそこの段落は、気持ちの内容だったから、あの段落にあるかもしれない!』
と、探すポイントをすぐに絞ることができます。

テストの時には、初めて見る問題しかないと思いますが、
どんなものにも、段落の作らなければいけない意味が存在するので、
それを普段から意識する必要があります。

だから、問題集を解くときにも、
答えが合ってるか、合ってないか、だけじゃなくて、
それぞれの段落の要約を普段からするという勉強が効果的です。
普段から、その癖をつけておけば、
定期テストだろうが、入試だろうが、見方は変わってきます。

国語という教科は、力がついたかどうかの実感は湧きづらいですが、
読みやすくなる一つの手法として、試してみてください。

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