個別指導塾の学習空間、大宮宮原・埼大通り教室担当の貝塚です!
ついにこの質問に答える時が来ました…。そう、なぜ辞書を使うかです。
皆さん良く思いませんか、辞書を使うより人に聞いたりした方が効率が良いと。
勉強がある程度得意な生徒はその通りです。
しかしほとんどの生徒は間違いなく自分で辞書を使って調べた方がはるかに効率がいいです。
例えば”experiment”という単語を辞書で調べたとします。そうすると頭の中では、
「え~と最初が e で次が x で 次がpe ・・・・あ、”実験”という意味か。」
という風に念じながら調べますよね。
つまり自然と頭で考えていることになります。
ですが人に教えてもらった単語はその時間がありません。
一見すると無駄で効率が悪く思える時間が、実は最も重要だということになります。
そしてもう一つ重要なポイントがあります。
それは調べるのはめんどくさくて手間がかかるということです。
だから調べるのは効率が悪いと思うのかもしれませんが、そのめんどくささがとても大切なのです。
例えば一度調べた単語をまた忘れてしまったらまた調べなくてはなりませんよね。
そうすると”めんどくさい”と思うようになります。
そうすると人は”忘れないようにどうするべきか考えるようになります。
その結果メモを取るようになったり別のノートにまとめて覚えるようになったりするわけです。
人に聞いて手軽に手に入った知識ではそうはなりませんよね。
勉強以外でも手軽に手に入る物には価値はあまりありません。
時間がかかるものほど価値があるわけです。
昔の人はこういう所を自然と受け継いできたのだと思うと素晴らしいですね。
ぜひみなさんもめんどくささに打ち勝ち、調べることを習慣にしてみてください。