皆さんこんにちは。
個別指導塾の学習空間、厚木東・南足柄教室の田島です。
本日は計算ミスを減らす方法についてお話していきたいと思います。
まずはじめに大前提として覚えておいて欲しいのは、
「計算ミスは絶対になくならない」
ということです。
どんなに大人になっても、どれだけ勉強しても、計算ミスはします。
だからこそ、今回のタイトルに計算ミスを「減らす」方法と書きました。
自分は数学が好きで、計算する事も嫌いではありませんが、
生徒に教えている目の前で小学生レベルの計算を間違えたりしています。
大人の私が普通にミスをするのであれば、子どもたちも普通にミスをすることはあると思います。
であるならば、どうやってミスを減らしていけばいいのでしょうか?
今回、紹介したいのは具体的な手法ではなく心構えや考え方です。
途中式を書く、1行で1つの手順のみを計算する、検算をする、
等々は当たり前にやっている前提で、その上で出来る事はなにかというお話です。
これらをやってない方は今すぐ実践して下さい。
今回は計算をする上での大切な考え方を紹介したいと思います。
それは、「なんとなく間違えたような気がする。という直感を信じる」です。
まずこれを見て下さい。
5+3=9
7×3=28
どう見ても間違えていますね。
一目見ただけで直感的に間違えていると分かったと思います。
ではなぜ間違っていると気づけたかというと、
足し算やかけ算は今まで何度も何度も自分の手で計算した経験があり、
正しい答えが体に染みついているからです。
数学の勉強で既に分かっている内容をなんで何回も練習しなければいけないのか疑問に思う生徒さんはたくさんいるとは思いますが、
それは、このような直感力を鍛えるためです。
つまり計算ミスをしたことに気づかないと言う事は
直感力が足りないというわけなので、演習不足ということになります。
計算ミスはあなたの性格や人間性が悪いのではなく、ただ単純に練習不足ということなのです。
自分は計算ミスをしやすいタイプという言い訳は一切通用しません。
何度も言います。それは演習不足です。
皆さんも計算ミスを極力減らせるようにテスト前にしっかり準備しましょう。
計算演習を繰り返すことによってだんだん自分の書いた字が正しいのか間違っているのかがなんとなくわかるようになってきますよ。