理解と暗記どちらが大切?

個別指導の学習空間 福島郡山エリア 郡山桑野教室担当古川です。

よく生徒たちや保護者様とお話をする中で、「理解力を上げたい」といった声を聞きます。
わからない問題があるときに、解説を読んでみてもよく分からないといったこともありますよね!
確かに、「なんでこの式になるんだろう?」といった疑問を持ったことがある人も少なくないと思います。考えても分からない時の原因を皆さん考えたことはありますか?原因が分からなければできるようにはなりませんよね。今回は理解力について考えてみたいと思います!!

「応用問題ができる子は、きっと頭が良い子なんだ」と考えてしまうことは多いと思いますが、塾に行ったり能力が元々高いといったこともあるかもしれません。しかし努力をすれば解決ができる課題でもあります。

今まで指導をしている生徒たちで理解力の高い子たちに共通していることは、しっかりと習った知識が定着しているという点です。どの教科を見ていても、教科書に出てくるような太字の重要語句は間違えなく覚えています。また、国語の点数が高い子は文中にある言葉の意味を知っていることが多いです。
つまり、「暗記・覚えることから逃げていない」のです。

もちろん発想力を問う問題や要約をする問題ではテクニックを使うことが必要な場面も少なからずあります。ですが、そのような問題においても問題文の意味が分からなければ解くためのきっかけ=発想にたどり着くことができませんし、要約をするにもどこが大切なのかを判断することもできません。

覚えるために大切なことは、
・書いて練習をする
・繰り返し音読をする
このような方法がとても有効です。

正負の数の四則演算ができなければ方程式や関数、図形の問題は解けません。言葉の意味を知らなければ文章を読み解くことはできません。重要語句を覚えていなければ理社科目の論述の問題や図表を読み取る問題はできません。

知識の定着=暗記

理解力の向上=応用問題が解ける

このような順序でできるようになります。

どんなに練習しても覚えられませんという人もいますが、大抵の場合は覚えるまでやっていません。
「人十度、我百度」の気持ちで取り組むことがとても大切です。

地道な努力の先にしか道は開けません。
繰り返しになりますが、暗記・覚えることから逃げないでください。
努力の先に必ずや芽が出ます。

理解をするために、知識を身に着ける。このことを心の片隅に留めてもらえたらとても嬉しいです。

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