個別指導塾の学習空間、埼玉西部エリアの望月です。
先日、とある教室で代替講師として指導を行いました。
生徒はとてもがんばって取り組んでくれていましたので
とても応援したくなるような教室でした。
ただ、一名、勉強に対してやる意義を見出せない生徒がいまして、、、
「勉強やだ、 やりたくない。」と言われました汗汗
そんな生徒といろいろと話をし、
以下のような気持ちを伝えてくれました。
①学校がつまらない。
②授業がつまらない。
③先生が嫌だ
④やっても意味がない どうせ忘れる
⑤やる気がないのにやっても忘れる。だからやらない
⑥将来のためって大人は言うけど・・・やる気が起きない。
⑦勉強やれやれ言われて・・・・やる気が起きない。
おおむね上記のようでした。
①②③は学校生活の中心としたお話をしてくれました。
学校が上手く生活できない生徒は、
気持ちが不安定なので、何かに集中しにくい傾向にあります。
家に帰っても、いやなことを考えてイライラ。
机に向かっても思い出してイライラ。
上手く気持ちを切り替えることができないことが多いので、
ご家庭でも話を聞いて、すこしでも気持ちを楽にすることが第一かもしれませんね。
もちろん、すべてを解決できないかもしれませんが、それでも
話を聞いてくれる環境があると思えるだけでも少し気が楽かもしれません。
塾でもそういったお話にはなるべく耳を傾けたいと思っています。
④⑤は、、、
勉強の取り組み方を改善すると良いかと思います。
もしかしたら効率的でない勉強をしているかもしれません。
具体的には、
とりあえず全部暗記しようとしている。
よくわからないけどプリントだけはたくさん取り組んでいる。
などなど。
勉強の仕方は千差万別ですが、大切なのは本人が取り組みやすいか。
取り組んだ時間に対して、得られた知識や理解の量が適切か
だと思います。
ご家庭や自身での改善が難しい場合は、塾にご相談すると良いかもしれません。
⑥⑦は、、、、
本人の前向きさを育むには、一つ一つ障害を取り除いてあげる必要があると思います。
・集中できる環境を整える。
・達成感を感じる。
・自己肯定感を高める。
などなどです。
結果、本人の前向きさや自主性、勉強への意義を見出すことに
につながると思います。
将来のためになると自分で納得したら動機付けになりますが、
ただ、周りの大人がいうセリフであれば、動機付けにはならないですよね。
①~③の勉強をする周りの環境、マインド
④~⑤の勉強自体への興味、自己肯定感
⑥~⑦の継続的な動機付け
勉強を取り巻く問題点は、上記のようになっているように思います。
上手く生徒を導くためにその子にあったアプローチをしたいと思っております。