たった3つの勉強やり方ガイド

個別指導の学習空間 旭川エリア 緑が丘・末広教室の保田です。

勉強が大嫌いで中学時代は3年間で家庭学習30分の自分が第一志望の大学に合格した、高校時の勉強方法をお伝えします。

1.まず家でできない時は家以外でやる
まず勉強ガイドといっても机に向かえなければ始まりません。家での誘惑は多く、私は図書館か自習室でしか勉強ができませんでした。それこそ、学習空間のように自身の力を伸ばしながら周りが学習し、やり方や内容を聞ける講師がいる空間は当時の自分からすると目から鱗です。自身の集中できて勉強を進められる空間をまずは探しましょう。意外とこれで躓く生徒さんも多いと思います。

2.短期記憶と長期記憶を理解する
皆さん急ですが「1+1=」の答えは何でしょうか?英単語の「I」「You」はどういう意味でしょうか?前者の答えは「2」ですし、後者は「私」「あなた」ですよね。『当たり前でしょ』と思われるかもしれません。ただこの当たり前って【長期記憶】にあるからなんです。
えんぴつを持つときに『どうやって持つんだっけ?』と思い出して持ちますでしょうか?
歩くときに『歩き方思い出さなきゃ』と思いますか?しませんよね。これも【長期記憶】です。つまり長期記憶に入れたら勝ちです。嫌でも記憶してしまっています。
これを勉強に組み込んだのが私の勉強法です。
まず短期記憶(ワーキングメモリー)は1分程度と言われています。
中期記憶は1時間、最長1カ月と言われています。
例えば覚えた漢字や単語、公式や用語が曖昧な状態、これは【短期記憶】です。
人間の記憶は一度この短期記憶に入り、必要ないと判断されると忘れるようにできています。よく言われる1週間前の晩御飯が出てこないのもこの短期記憶の一つですし、嫌なことは忘れようとするのも人間の防衛本能で、嫌な思い出を一生背負わないようにできているからと言われています。
これをどうしたら【長期記憶】に入れられるかが「勉強ガイド(コツ)」になります。
では前文の足し算や簡単な英単語、鉛筆の持ち方や歩き方はどうやって覚えたか、これは繰り返し行ったり、聞いたりしたからです。人は小さいときから短期記憶にある状態で繰り返し同じ記憶がされると脳が「必要」だと判断しまず【中期記憶】に入ります。その中でも繰り返し行い、大切だと判断するとと【長期記憶】に入ります。そのスピードは遺伝要因もありますが、基本的にみんな出来ます。というより赤ちゃんが歩けるようになるように無意識でしている事が多いです。
これを意識的に勉強内容を【短期記憶→中期記憶→長期記憶】に入れることでテストで当たり前のように思い出せるようになります。それには繰り返し行い脳に「必要」だと判断させることが重要です。
英単語ならまずその日に出来るだけインプットとアウトプットを繰り返し、短期記憶ではなく中期記憶に入れます。次の日に再度チェック、そうすると忘れている単語が出てきます、それを再度記憶。「I」「You」のように当たり前に出てくるようになってきます。そのレベルになった単語はもう記憶しなくても頭に入っています。大丈夫です。
長期記憶も細分化されているので一応箇条書きしておきます。
・エピソード記憶
思い出深い記憶(過去)や大切な約束(未来)など
・意味記憶
九九や都道府県など、自身に関係ないが必要だと判断したもの
この意味記憶を意識的に勉強に落とし込む方法です。
それを理解し、毎日覚えているかチェックしながらどれが長期記憶に入っているか分かっていると勉強効率も上がり、知らない&覚えていない事の方が少なくなってきて記憶するのが楽しくなってきます。その為にもやはり日々の勉強が重要になります。

3.楽しむ
勉強のやり方はお伝えしましたが、さらに効率を上げましょう。
②で長期記憶に入るスピードは遺伝要因もあると言いましたが、人間楽しい事は覚えています。嫌なことは忘れようとします。これをスパイスとして利用するのが「楽しむ」ことです。
これに関しては個人差があるので、自身の「楽しむ」を探しましょう。
例として私の「楽しむ」も一つお伝えします。私は文房具が好きで、受験期に本当に助かりました。新しいシャーペン、ボールペン、消しゴム、ノートを使うのが本当に楽しく、机に向かう一つの理由になってくれました。記憶するには書いても書かなくてもどちらでも良いですが、書かない方が圧倒的に効率が良いです。書くデメリットは作業になりがちになり記憶しようとしなくなることです。ただ書かないで記憶すると頭が疲れ、飽きてきます。さらにスペルミスなど気づけない事もあります。そこで敢えて「ここまで覚えたらノートに書いてテストしよう」と【好きな文房具で書く】ことを自身の褒美としてやっていました。これが自分の中で本当に楽しく、テストが嬉しいものになり、スペルチェックも出来て最高率の暗記法でした。社会福祉士国家資格もこの方法で取りました。それでもモチベーションが上がらない時は筆記体で書いてみたり、いつもより綺麗に書いてみたりと「楽しむ」を継続できるよう工夫をしたりもしました。途中式が書きまくれる数学や過去問は本当に幸せでした。

最後に
学習空間の空間は自身の勉強法を具現化した空間だとつくづく実感しています。
もしなかなか自身で集中できる空間が見つけることが難しいときはいつでもお越しください。
一緒に楽しく勉強していきましょう!!

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