こんにちは!
個別指導の学習空間 埼玉中部エリアで、浦和大東教室・大宮宮原教室を担当しています、小林と申します!
今回は数学の話をしたいと思います!
数学の問題文中には必ず条件があります。
例えば、yとxが比例するとき、点Pがy=3xの直線上にあるとき、ABの中点をMとするとき、ABとCDが平行のとき、などです。
数学の問題を解くうえで、数学が得意な生徒は、これらの条件を上手に数学的に変換しています。
数学の問題文の中には、無駄な部分が一切ありません。
すべての条件文には必ず意味があるので、それらをスラスラと数学的に変換できたら、答えまでたどりつけるようになると思います。
上の例でいくと、
・yとxが比例するとき⇒y=axの式を使う
・点Pがy=3xの直線上にあるとき⇒xもしくはyの値を代入(xもしくはyの部分を数字にかえて計算する)
・ABの中点をMとするとき⇒AM=BM
・ABとCDが平行⇒ABとCDが作る錯角や同位角が等しくなる
などです。
問題文中にある今のような部分に線をひいて、その箇所の下や余白などにメモとして残しておくと、後で見返したときに考え方や解き方が定着すると思います。
もちろん、計算力や錯角、同位角など基礎的な知識などは知っていて、上のようなわかりやすい表現ではないことも多いですが、問題文中にある言葉を、どうやって数学的に表すのか、この条件はどういうことを言いたいのか、などを考えていくことで、数学力は上がっていくと思います。