個別指導の学習空間、神奈川エリア南足柄・厚木東教室の鈴木です。
今回は、国語の読解問題、現代文が楽しくなる方法を伝授します!
その方法とは、「接続詞を見つける」こと。
接続詞と言うのは、文と文をつなぐ言葉です。接続詞の中にもいくつか種類がありますが、その中でもいくつかに絞って説明します。
①順接・並列…前の事がらにあとの事がらを並べているもの
だから・そこで・すると・したがって・よって など
②逆説・結論…前の事がらと逆のことを述べているもの
しかし・だが・ところが・けれど・でも・が・つまり・なぜなら・例えば・すなわち・ただし など
本文に目を通しながら、①、②にそれぞれ違うマークを付けていきます。例えば、①は[だから]、②は≪しかし≫などです。
この作業を行うことによって、本文のどこが重要なのかが一気に見えてきます。つまり、接続詞の前後がポイント、ということです。特に②が出てきたら、その直後の文章に注目してみてください。
それでは、実際に問題を解く流れを頭に入れていきましょう。
1、まず問題をよく読む
いきなり本文を全部読んで、後で問題を読んだときに「あれ?これなんだっけ?」と本文に戻って探していたりしませんか?問題の方が明らかに短いので、先に読んでおきます。何について問われているか、しっかり把握しておきましょう。
2、本文に目を通しながら、接続詞と、問題に出てきた言葉にマーキングしていく
ここで重要なのは、本文を「読む」のではなく「目を通す」ということです。この時点で読みこんでしまうと時間を多く使ってしまう上に、問題を解こうとしたときには忘れていたりするので、あくまで接続詞にマークすることに重点を置きます。さらに、問題に出てきた言葉があったら線を引いておきましょう。
3、問題を解く
ここまでできれば、あとはマークされている部分に注目しながら問題を解くだけ。どこを読めば良いかわかっている状態なら、ずっと解きやすくなりますね!
この方法で、実際に問題にチャレンジしてみてください。何問か解くうちに、あれ、読解問題って簡単じゃん!と思えるはずです。