個別指導の学習空間 山梨エリア 昭和田富教室の近藤です。
今回は勉強を進めてく上での作戦について書きたいと思います。まず前提として受験には合格点があります。ならばその合格点をとれる勉強をしていかなければなりません。定期試験の目標点もこれと同じことです。
試験に失敗した生徒に「完璧にしないと気がすまない」といったことが度々見られます。反省点の多くも「数学に時間を掛けすぎて、他教科に手がまわらなかった」などとよく耳にします。
しかしよく考えてください。テストで満点をとらなくても、受験は合格できるんです。1つのことに時間を掛けることは悪いことではありません。しかし1つのことにとらわれすぎて、ほかに手がまわらない状況は避けなければなりません。完璧主義である必要はないのです。例え1教科が満点でも、他教科がぼろぼろであれば受験は失敗します。ほかの科目と相対的に考えて、合格するにはどう勉強をしていくかを考えていかなければならないのです。対峙する相手を知り、今の自分の状態を考え、どんな勉強をしていけば良いか作戦を立ててみてください。
入試対策で言えば、志望校のボーダーの点数を考えて、各教科「何点取りたいか」を自分で設定しましょう。例えば入試のボーダーラインが300点だとして、平均点(60点)を基準にして、苦手な数学は50点得意な英語は70点・・・というように決めていきましょう。
その目標点を元にその点数をとるために「どれぐらいの時間」を「どれぐらいのレベルまで」の問題に取り組むかを決めて、その計画に沿って学習しましょう。
実際に塾でもそのようにして学習時間と学習レベルを設定しています。
みんな策士になって、もっとうまく受験を(もちろん定期テストも)クリアしていきましょう!!