個別指導の学習空間 山梨エリア 西高等部・敷島教室の前嶋です。
今日は英語の長文についてです。
中学生でも高校生でもとにかく聞くのは「時間がなくてやりきれなかった」という話です。
一番配点が高い長文問題を勘でやるのはもったいないですよね。
いくつか長文に取り組む際のポイントはあるのですが、個人的におすすめな手法を紹介します。
その手法とは「曖昧雰囲気読み」です!(自分で命名しました笑)
当然そんなんでいいの!?という人もいるとは思いますが、とにかくこの手法で「文の流れ」を掴んでもらいたいです。
英語慣れしてない日本人は、英語長文に遭遇したとき、国語と同じように最初からすべて読もうとします。
これでは到底時間はたりません。解からない単語がちょっとあっただけでかなりのタイムロスです。
普段から英語文章に触れていて速読でき、かつ「英語のまま解釈できる」脳がないと時間内にすべて終えるというのは難しいです。
ではどうするのか。具体的な手順としては以下のようになります。
手順1:各段落に番号をふる
手順2:各段落の一番初めの文に下線を引く
手順3:文全体を見て、接続詞や熟語に印をつける
手順4:段落番号順に下線部分を和訳する(アバウトでok)
手順5:設問に目を通す
※手順3では、「because」「but」「however」「so」「according to」「on the other hand」など話の切り替えになる箇所を特に重視します。
※手順4では、きっちり訳すことよりも雰囲気を重視しましょう。あくまで、流れをおさえる作業です。
これにより「文全体の流れ」が大体つかめます。理由としては、英語の基本的な構造としては「言いたいこと⇒その根拠・理由」という順番になっていることが多いからです。
※手順5にて指定箇所があればその近辺はじっくり読みましょう。(手順3にてつけた印に注意しながら)
いかがでしょうか?そんなに難しくない手法だし、文全部読むことはなくなるので時間短縮に繋がると思います。
小説系にはなかなか適応しにくい手法ですが、流れがわかるだけでも結構違いますよ。
ちなみに自分は英語専門でないので、専門家からしたら何をたわけたことを!と一喝されそうです笑
こんな手法ですが、興味のあるかたはぜひ参考にしてみてください。