個別指導塾 学習空間 山梨エリア 甲府西教室の河手です。
今回は暗記物を軸とした勉強の組み立て方について書きたいと思います。
学習空間では1回1回の指導でカリキュラムが決まっています。生徒によってはカリキュラムに加えて学校で出された宿題をやる場合があります。宿題で漢字練習や単語練習が出された時に、私は量を確認した上で次のようなアドバイスをしています。「単語(または漢字)だけで続けてやらないこと。1回1回の時間を決めて教科と教科の間に挟んで進めていこう。」
生徒の心理として宿題は早めに終わらせたい気持ちはとても良く分かります。英単語や漢字を提出用のノートに一生懸命、写している生徒を姿を見て頑張っていると思わないわけではありません。しかし、この場合、余程、意識を高く持ってやっていないとただ写して提出物を完成させるだけの勉強になってしまいます。そこで意識を高く持ってやる意味で勧めているのが上の手法です。単純な作業を30分続けてやるなら10分×3回にしてメリハリをつけてやろうということです。回数を増やすことで暗記という意味でも頭に定着しやすいですし、何よりも自分が意識をもって勉強全般をプロディースする習慣づけにもなると思います。自分を育てる勉強法として是非、一度、試してみて下さい。