変わった読書

個別指導塾 学習空間 守山・野洲教室の深田です。

生徒によく「先生、読書をしようと思うんだけど、何の本がおすすめ?」と聞かれます。
その質問をしてくる生徒の多くは、書店や図書館に行っても読みたい本が見つからない…と言います。
読書の習慣のある生徒には本をいくつか紹介するのですが、
今回は、読書習慣のない方、または、新しい分野の本をお探しの方に、私のおすすめを紹介させていただきます。

読書習慣のない方におすすめの本、
それは、ずばり…『国語辞典』です。

国語辞典というタイトルの本ではなく、意味調べで使う、国語辞典です。

え?と思われる方も多いと思います。
でも実際、読んでみるととても面白いものです。

知らなかった言葉や、読めなかった漢字を知る勉強にもなります。
また、間違って覚えていた言葉や、意味を知らずに使っていた言葉などに出会えたとき、
『へぇ!知らなかった!』と思い、その感動は知識として少しずつ記憶されていきます。

例えば、よく使う『にやける』という言葉は、『男が変にめかしこんだり、色っぽいようすをしたりする』という意味で、
漢字で『若気る』と書きます。
このように普段何も考えず使っていた言葉にも正しい意味があり、
例のような豆知識や、人物の略歴など幅広い知識が国語辞典には詰まっています。

こういった知識の蓄積が文章作成や読解に役立ちます。
物語の作者がこの場面でこの言葉を選んだ理由は…など考えると国語の授業も楽しくなりますよね。

読書は文章を楽しむだけでなく、言葉そのものを楽しむことでもあります。
知らない言葉を調べるだけではなく、知らない言葉を探しにいくことも勉強にはとても大切です。
皆さんも是非、『国語辞典』を読んでみてはいかがでしょうか?

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