個別指導の学習空間 山梨エリア 敷島・甲府西高等部の前嶋です。
今回は古文の考え方について、一つアドバイスしたいと思います。
最近、割と言われることが多いのですが、「古文が苦手で全然とれない。覚えられない」という内容です。
こう言われたらだいたい聞き返しているのが「英語はどうなの?」
そうするとだいたい「古文よりは…まだまし」と返ってきます。
さて何故古文と関係ない英語のことを聞いたかというと、英語に対する抵抗感が少ないからです。
古文にかなりの抵抗感を持っているけど、英語の抵抗感は少ない生徒が多く感じます。
では何が違うのか。
「外国語」という認識があるからではないかと思います。もちろん昨今のグローバルな世界で通用する為とか、
いろいろな理由もあるとは思います。その為古文よりもある種の使命感みたいなものもあるのではないでしょうか?
というわけで古文も「外国語」として見てみるっていうのもアリかなと思います。
そう考えると実は英語よりやりやすかったりするのでは?という点が見えてきます。
例えば、英語はセンターまでに約4000~5000語の単語を必要としますが、古文は約300語。
英語が完全に「外国語」であるのに対して、古文は「かな文字」であること。
結局、ほぼ精神論なんですがこういうモノの捉え方ができると、負担感やだるさなども軽減され、
今までよりは取り組みやすいと思います。そのくらい考え方というものは大事なので皆さんも日々意識してみては?