個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎西教室の中村です。
みなさんは、算数や数学、理科などの文章問題を見たときにどのような意識で取り組みますか?
得意な方はきっとなにも思わず、すらすら解いていくと思います。しかし私自身も含め、文章題に苦手意識を持っている人は、まず、問題を読むことですらストレスに感じるかもしれません。
「1度読んでも何を求めなければいけないのかよくわからない。どんな手順で解いていったらいいかわからない。」
このような経験をしたことはありませんか?
ここで今回は文章問題を解いていくのに図(絵)を書くことを紹介したいと思います。
図といっても小学校の低学年の時に長さの勉強で使っていた横線に数字を記入していくなどシンプルなものです。
方法として
文章の中で書かれている条件(時速や金額など)に線を引く。
同じ条件の物を1本の横線の上に並べて描く。
こんな感じでさらっと描けるもので十分です。
図を書くことの最大のメリットは文章だけの問題が視覚的に見えてくることです。小学校の時文章問題をどのように習っていましたか?
最初に図を書き、図でなにを求めなければいけないのか考えていたと思います。中学や高校になってから、勉強や文章題にも多く接するようになり問題に慣れて図を書くことを忘れ、また省略している人も多いと思います。私自身もその一人でした。
しかし、改めて問題を解くときに文章を一度視覚化することで、勘違いや、文章の読み間違えに気づく機会になりミスも減るのです。
文章問題が苦手な方は一度、問題を図として書いてみてください。
いつも面倒だった文章問題が実は簡単な計算問題をちょっと難しく書いてあるだけのことに気づくと思います。