気持ちの持ち方

個別指導塾の学習空間、昭和田富教室の近藤です。

皆さん、メンタルトレーニングという言葉を知っていますか?イメージトレーニングでもいいです。
よくスポーツ選手の間で耳にする言葉です。意味は言葉の通り良いイメージ作りをし、本番で力が発揮できるように精神状態を整えるというものです。
例えばプロ野球選手は自分が打席に立ち、どのように投手を打ち取るかを鮮明にイメージします。そしていざ本番では打てると信じ、失敗することなど微塵も考えていません。すごいですよね。

しかしこれはプロ選手という特殊な立場の人間だから必要というわけではないのです。勉強や受験にも同じことが言えるんです。
シカゴ大学の心理学の教授が論文にも書いているのですが、やる気一つで試験の点数が変わります。
「出来る」と思って試験に臨むのと、「出来ない」と思って望むのでは、同じテストを受けるのでも点数が変わってくるらしいのです。
気持ちひとつでその時のヒラメキや思考回路にかなりの影響があります。
普段の勉強においても「出来る」と思って取り組むのと「出来ない」と思って取り組むのでは吸収力が違います。
同じ時間、同じことをするのに、効率が全然違うんですよ。嘘ではなく本当の話です。
実際にボディービルの世界でも筋トレをする際には自分がなりたい肉体像、ダイエットにおいても理想とするボディーラインを意識しながら行うとその効果は飛躍的に伸びると言われています。

せっかく多くの時間を費やし勉強をしていくのですから効率よく進めていきたいですよね。
でも「そんな自信なんてない」「どうすればいいのかわからない」と思うでしょう。
そんな人は勉強前に今日勉強することがスラスラできるようになるイメージを、試験が近い人は寝る前などに試験がうまくいく(合格する)姿を目を閉じて10分間程度でいいので繰り返し毎回想像してみましょう。
たったこれだけのことでもちょっとずつ自信につながっていくと思いますよ。
自分で自分を洗脳してしまうんです。

一度しかない受験ですので、学力だけでなくベストな精神状態で臨めるといいですよね。みなさんもいろいろと創意工夫をしてみてください。

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