個別指導の学習空間 滋賀エリア 守山・野洲教室の深田です。
今回は『雑学』から入る学習について話したいと思います。
皆さんは嫌いな教科、ありますか?
私は子供の頃、理科が大嫌いでした。
これはただの言い訳だったと大人になって反省したのですが、
虫と爬虫類が大嫌いで、カタカナが苦手だったからです。
教科書を開こうとしても嫌いな生物の写真が載っていますし、
用語を覚えようにもカタカナがたくさんあって、とにかく嫌いでした…。
そんな私が中学2年の頃、突如理科が大好きになりました。
そのきっかけは、ずばり『雑学』でした。
鉛筆は六角形なのに対して、色鉛筆は円形なのご存知でしょうか?
私が理科にはまるきっかけになった雑学がこれです。
普通の鉛筆は六角形がスタンダードとされていますが、
これは持つ角度が安定しやすいからだといわれています。
それに対して、色鉛筆が円形なのは、
色鉛筆の芯の素材は、衝撃に弱く折れやすいので、
強い力で描いたり、落としてしまった時の衝撃を分散させるために円形にされているそうです。
身近にある鉛筆と色鉛筆の裏側を知った時、
当たり前に自分の周りにあるものすべてがすごく不思議になり、
それの答えを教えてくれるのが理科をはじめとした全教科の学習でした。
まずは興味を持つこと、当たり前のことを当たり前で終わらせない。
常に『何でだろう?』と考えることが勉強だと思います。
これを読んだ皆さんも、身近な物の不思議から、勉強を始めてみてはいかがでしょうか?