センターテスト対策

60点問題集のススメ

個別指導塾の学習空間 愛知エリア 岡崎東・岡崎南教室の荒井です。

日々の勉強を実力アップ&点数アップにつなげるには、ちょっと歯ごたえのある問題を解くことが大切です。
具体的にいうと、90点取れる問題集をいくらやってもほとんど力はつきません。
最初から理解しているわけですからね。
逆に、さっぱり分からない問題集をやっても同様です。
そう考えると、「結構間違っちゃうなあ」というレベル、すなわち60点前後の問題集を進めることがもっとも効果的ではないでしょうか。

一例を挙げます。
よく高校3年生の理系で国公立を目指すレベルの子でも、ずっとセンター対策の数学問題集をやっている生徒がいます。
しかし、とくに数学に関しては、センターより難しい2次対策をしていれば勝手にセンターの力はつきます。
私が高校生のときは、学校で数研出版のオリジナルという難解な問題集をひたすらやっていたせいか、センター対策などしなくてもセンターの問題は簡単に感じました。
実際、私はセンター本番の数学は両方とも100点でした。
(厳密にいうと、1年浪人しているので4回100点を取っています)
おそらく、オリジナルなどをやっておらず、センターだけに照準を合わせてセンター対策問題集ばかりやっていたら100点は取れなかっただろうと思います。
やはり、常日頃から「ちょっと難しいぞ」という問題に取り組んでいることが大切なのです。

60点の問題集が一番効果的ではありますが、ここで注意しなければいけないのは、勉強法です。
間違えた問題はしっかり解説を読んで理解する必要があります。
当たり前のことですが、これができない子が本当に多いです。
重要だからこそ、できない子が多いからこそ、学習空間ではココをしつこく教えているわけです。
でも、解説を読んでも分からない問題は、もちろんあるでしょう。
それはどんどん先生に質問してください!

注)あくまで60点問題集が効果的なのは上記勉強方法が確立している子です。モチベーションがない子や解説を読んで理解する癖がついていない子の場合、もっと正解率の高い80点前後の問題集の方が有効です。

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センター日本史Bの攻めのツボ!

個別指導塾 学習空間 埼玉エリア 上尾西&本庄南教室の坂井です。

センター試験の日本史Bにおける設問の半数以上は文章正誤問題です。そこで試される学力は出来事の因果関係を正しく理解しているか、歴史事象の意味を正確に理解しているか、といった点です。
したがって、教科書に載っている用語をただ覚えても、センター本番で高得点をとることはできません。また、センターでは一問一答形式での出題はほとんど出題されないので、『一問一答』を丸暗記し、教科書の歴史用語を詰め込んでいくという方法では太刀打ちできません。
学習において大切なことは「覚える」ことではなく「理解する」ことです。基本的な事項を正しく理解し、必要な用語を自然に覚えていくためにも、攻め方のツボをここで伝授します。無駄の多い学習をしているライバルに大きな差をつけちゃいましょう!

ツボ①センターの特徴をつかむ。
まず、近年のセンターの出題形式のポイントは前近代が6割・近現代が4割の配分となっています。前近代の内訳としては原始・古代が2割・中世2割・近世2割となります。やや、近現代重視ですが、各時代・各分野からほぼ均等に出題されていることは間違いないです。
最近は「社会・経済史」と「文化史」からの出題が多くなっていますが、現役生は高校の授業で扱わない場合もあるので、注意が必要です。

ツボ②高得点の決め手&教科書の活用テクニック
センター試験では、全部が文章の問題ではなく、美術作品などの写真や地図・グラフを使った出題も多いです
対策としては、教科書・資料集に掲載されている全ての写真・図版に目を通しておきましょう。。「○○時代」の「○○文化」のときに、「誰が」「この作品」を書いたのか具体的に理解すると時代背景と一緒に文化も抑えられます。史料については、受験生になじみのない内容について問われることがありますが、あわてずに、注釈に重大なヒントが隠されていることが多いので注釈を丁寧に読んでください。したがって、センター試験の勉強をするのに教科書は欠かせません。

ポイントは教科書内容がどのように出されるのかということで。前にも言ったように、その「用語の因果関係や、背景知識をきちんと把握している」ことが重要ポイントです。教科書で日本史を勉強する時は強調されている歴史用語にラインマーカーをいれるより時期をあらわすタイトルや太字の周辺文章そのものを、チェックした方が効果が大きいです。
例えば、「日清戦争と日露戦争の間の時期の出来事を選べ」とか、このような問題へのアプロ―チとして「なぜ」日清戦争が起き、その間に「何」があって、「日露戦争に突入していった」か。を教科書に記述されていることを自分なりにまとめてみましょう。そうすれば選択肢を見たときに必要なキーワードがひらめくはずです。

③過去問を早い段階から解く!
教科書をどう活用するかが理解できたら後は「論より慣れろ」です。早い時期に過去問に手をつけるメリットは
はかりしれません。積極的に過去問をといてください。そして、不正解の設問には「なぜ出来なかったか」かならずチェックをしましょう。「単に覚えていなかった」のか「内容を理解していなかった」のか「時期を把握していなかった」のか原因は様々だと思います。一問ごとに分析するクセを夏休み頃から始めると格段にパワーアップできるはずです。是非模試の分析の際にも実践してみてください。
最後に日本史にかぎらず、受験勉強を成功させるためには、「入試に必要な知識」をいかに「効率よく
定着させるか」が鍵です。特に国公立大学受験者にとっては科目数が多くなるので余分なことまで学習していたら余裕がなくなってしまいます。学習空間では、そういった学習の管理はもちろん、苦手の分析や即時フィードバックを指導しております。Just do it!

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センター対策

最近また寒くなってきましたね!個別指導塾の学習空間、山梨エリア甲府東&南教室の星野です。

今回は、センター試験が2ヶ月後に迫っているということで、
受験生の頃に私がやっていた直前勉強法を紹介しようと思います。

この時期によく使った教材は「模擬試験問題集」です。(※1)
本番と同じ形式の模試問題が1冊に7回分程度入っている、表紙が白だったり(※2)緑とオレンジだったりするアレです。
おそらく多くの人が使っているとは思いますが、私はとにかくこれらを毎日解きまくりました。
もう模試問題集が1日の中心という勢い。御風呂に入るより気軽に1回分こなせるぐらいに!
気軽にとは言っても、本番のつもりで時間も測り、マークシートも使ってガチ勝負です。
すると、問題の傾向、マーク問題のコツ、ベストな時間配分、etcetc……が感覚的に身についてきました。
自分の今の実力、成長具合も客観的にわかります。そうするとモチベーションも上がりますね!
特に重要な科目は何冊も消化しましたが、普通の問題集より苦になりませんでした。

※1 過去問も良いのですが、学校の授業や問題集などで抜粋された問題を解く機会が多い=既知の問題が多いので、模試問題集を優先していました。あと物理的な使いやすさも重視。
※2 白本って呼ばれたりしてますね。

そして当然ですが、大事なのは解いている時だけではなく、復習です。
出来なかった所は解説熟読,再チャレンジは当たり前として、
オススメしたいのは「解説にマーキングする」ことです。
解答解説の中から、覚えるべき,忘れていた事項の部分をどんどんマーキングしましょう。
1冊終わったら解答解説冊子が自分用のプチ参考書に!
自分にとって大事な部分、しかも実戦で一度失敗した部分を短時間でおさらいできます。
ちょっとした合間にパラパラっと読み返して思い出しましょう。

概ねオーソドックスなやり方かも知れませんが、やはり実戦(に近い)経験を多くこなすことで、本番にも冷静に臨めます。
もちろん個人の特性、レベル、状況によってベストな勉強法は異なります。
学習空間の生徒で悩んでいる人は、まず教室の先生に相談してみましょう!
あと受験生は体が一番大事です!無理しすぎて風邪ひいたりしないように気をつけて下さいね。

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現代文の勉強法

個別指導塾の学習空間 滋賀エリア 栗東西・守山教室の森園です。

さて、前回は歴史について書かせてもらいましたが今回は国語について書かせてもらおうと思います。

先生のことを知っている生徒は理系なのに文系科目ばかり・・・と思うかもしれませんが気にしない気にしないww

では、最近のエピソードと絡めて進めていきます!

12月某日、ある高校生と現代文について話をしていたのですが、その時にこんな言葉を聞きました。

「先生、現代文は勉強しなくても点数が取れる科目やしカリキュラムに入れんでも良いやろ?」

と。

その言葉に思わず反論。

「お前な、受験勉強もせずに点数が簡単に取れる科目があるわけないやん。そもそも現代文はそういった考えを持ってる人が多いけど、大間違いやで?例えば、今お前らに”浦島太郎”の要約をしろ。って言ったら簡単にできるやん?けどな、小学2年生にやらせたら物凄く難しい質問になんねん。つまりはそう、現代文にも読むレベルってのがあって、コツコツ読んで練習していくことで少しずつ読めるようになって点数に結びついていくもんなんやで。」

なんて話をしました。

例えばセンターテストにある記号選択問題、あてはまるものを選べというやつですが、馬鹿にしちゃあいけません。似たような選択肢が並んでいて、いったいどれを選べばよいか困ってしまいます。迷った挙句間違った選択肢を選んでしまいがちです。

こういうときにも「定石」や「定理」がきちんとあります。

おおよそテストで「正解」「不正解」を付けなければならないものは、確実にその解答が正解であるか不正解であるかという根拠(理由)があります。

そこのところは学習することでしか身につきません。

ぱっとしない表現かもしれませんが、”読解のレベル”は間違いなく存在するのです。そして、現代文というものは数学や理科(化学・物理)のように公式を暗記して活用すれば良いなんていう科目ではないので見方を変えれば非常に難しい科目なのです。そして評論・小説・文学史とそれぞれ読み方も変わってくるので是非読解の練習を欠かさず行い、”読解のレベルアップ”を図ってみてください!!

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