センター試験

センター試験に英文法の勉強は必要ない?

個別指導塾の学習空間、山梨エリア、ガクヨビ・昭和田富教室の皆川です。
今回は(今年で最後ですが)センター試験・英語で8割を取る方法を紹介します。

まず2019年のセンター試験の配点をおおまかに見てみると、
第1問(発音・アクセント)14点
第2問(文法)47点
第3問~第6問(読解)139点
となっています。

そして第2問(文法)を詳しく見ていくと、
26点/47点が単語・熟語表現の問題
21点/47点が文法・語法の問題
となっています。

つまり、実質文法問題の全体に占める割合は10%程度ということになります。
文法・語法の21点を諦めたとしても、他の問題を得点できれば179点(89.5%)になります。

このことから注力すべきことは、
①単語・熟語力の強化
②読解力の強化
となります。

具体的なプランを立てるならば、
【最低限プラン】
・英単語帳「ターゲット1900」の1~1500の暗記
・センター試験過去問を1日1題解く
・過去問で出てきた熟語表現を覚える

【180点プラン】
・英単語帳(1800語以上載っているもの)を1冊仕上げる
・英熟語帳(700語以上載っているもの)を1冊仕上げる
・センター試験過去問を1日2題解く

英単語帳は「英単語ターゲット1900」「英単語センター1800(東進)」「単語王」あたりがおすすめです。
英熟語帳は「英熟語ターゲット1000」「英熟語センター750(東進)」あたりがおすすめです。

英単語学習におけるポイントは以下の点です。
・英語→日本語ができればOK
・「述べる」と「主張する」といった似た意味の単語は同義語としてまとめて覚える
・発音記号を見ながら実際に発音して覚える(発音記号を読めない人は読める人に聞こう!)

過去問を解く際のポイントは「休憩を挟まず1年分解ききること」です。
過去問演習の目的は「時間配分」と「英語に対する体力をつけること」です。

文法やらなくて読解できますか?とよく聞かれますが、中学レベルの文法知識で読解はできます。
試しに高校入試の英文を読んでみて、読むことができれば、あとは語彙力をつけるだけでセンター試験の英文は読めます。
高校入試の英文が読めないようであれば、中学の英文法を復習しましょう。

センター試験まで1ヵ月を切りましたが、8割をとったことがない人は語彙力を見直してみましょう。

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苦手を点数が取りやすい科目に変えたある女子高生の話

個別指導の学習空間 静岡東部エリア 長泉・沼津東教室の小笠原です。

今回は、去年長泉教室に在籍していた高校3年生のある女子高生についてお話したいと思います。彼女が入塾したのは去年の3月でした。当時、彼女の英語の模試の点数は70点前後で、英語に対して苦手意識があり、受験勉強をするうえで何から始めたらいいのか悩んでいる様子で、まずは、約1年後に迫っていたセンター試験に向けて今後、どの教材を使用して、どのくらいのペースで、どうやって対策をしていくかを話し合うことから体験初日は始まりました。高校生の模試の点数を上げるために必要なことは、まず、自分の現在の実力がどのくらいのものなのかを把握すること、そして、なぜ今現在うまく点数を取ることができずにいるのかを知り、自分が試験を受けている際にどういった思考で物事をとらえ、どのように選択肢を選んでいるのか、そのクセを知ることだと僕は考えています。彼女の場合、確かに当時の彼女は語彙力と文法において知識不足でしたが、それ以上に、最後の長文まで時間内にたどりつけず、何とか空欄がないように急いでマークを塗りつぶしているのだろうと感じました。もちろん、当時は体験中だったため彼女が模試を受けている姿を見たことはありませんでしたが、持ってきてもらった模試の問題を見ればすぐにわかりました。そこで、僕と彼女の中で決めたルールは、
①それぞれの問題を解く上で、制限時間を設け、その時間内で対処する
②長文は全文読んで全訳をすることはせず、こちらが伝えた方法で解けるように日々努力する
という2つです。
その後、約2カ月後に行われた模試で、彼女の点数は100点台にアップし、その後も120点付近まで順調に上がり続けました。ただ、120点ほど取った模試の結果と問題を見せてもらった時に事件が起きました。点数は上がり、彼女は喜んでいる様子でしたが、問題を見た僕は彼女に向かって『ルール守ってないよね?』と質問しました。なぜ僕がこのような質問をしたかというと、後半の長文の問題で、明らかに普段の彼女であれば選ぶはずのない類の選択肢を選んで間違えている箇所がいくつかあったからです。普段から模試の演習を塾で行い、全ての問題をどう選んで、どう間違えているかを全てチェックしていたため、問題を見た瞬間、模試の最中に何かハプニングがあったと感じました。実際に何が起きたかというと、[1]から[4]までは順調に進んでいたようですが、[5]以降は時間配分がうまくできず、3、4問は間に合わずに適当にマークを付けざる負えなかったというわけです。彼女には辛い出来事だったと思いますが、英語の模試レベルの問題において大事なことは、点数が上がることよりも、どれだけ自分が決めたペースで80分間効率良く問題を処理していけるか実践することだと思います。『なんとなく上手くいった』は本番では通じないのです。
※卒業してから本人に聞きましたが、やはり当時は泣きたいくらい辛かったそうです。それはそうですよね・・・、点数自体は上がっているわけですから・・・
その後、彼女はスランプに陥り、一生懸命勉強しているにも関わらず点数が上がらないという時期を過ごすことになります。僕自身も現役時代はこのスランプに陥り、辛い日々を過ごした経験があるので、彼女の気持ちは痛いほど理解できました。しかしながら、彼女は自分の弱点から目を背けることなく、人の何倍も努力をし、無事志望校に合格しました。受験直前に『私は英語でちゃんと点取らないとダメだよね。』と彼女が僕に向かって言ったことがありました。それに対して僕も『おっ、わかってるじゃん(笑)』と答えました。今思えば、あの瞬間、彼女はすでに自分自身の弱点を克服し、受験という勝負にすでに勝利していたのだと思います。『英語なんて取れる気しないんですけど・・・w』と言っていた女子高生がここまで変われるのかと驚かされた1年でした。

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センター物理について

個別指導塾の学習空間 群馬エリア 伊勢崎西・前橋大島教室の笠原です。

最近寒くなってきましたね!風邪も流行しているようなので、受験生は体調管理を万全にしましょう!
今回は、センターの物理(基礎ではなく)について、気をつけることを書きたいと思います。

●何から手を付けるか
 理科は高校3年生になっても授業が進み続ける科目です。ですので、しっかりと授業について行くことが基本で、もし不安があれば、たとえ入試直前でも教科書の問題に戻って知識を整理、見直しましょう。
入試対策は、物理は必ず力学からはじめ、それを完璧にしましょう!なぜなら、力学が他分野の基礎だからです。(力学との複合問題、とかも出るので)

●まずは公式の導出と理解を最優先に!
 教科書かセンター向け参考書を用意し、公式がどのように導出されているかしっかりと追い、ノートに公式の導出を書き、理解出来るまで原理原則の把握につとめましょう!そしてできれば公式を使った例題を数題こなしましょう。これが難しい問題を解く土台になります。
できれば夏休み前に終えるとGOOD!(学校でやっていないところは後回しで)その後にセミナーなど教科書に準拠した問題集をやり込みましょう!

●過去問の扱い
 まず、2014年までの旧課程には、電気のコンデンサ・電場と電位・電気回路・半導体・交流など大部分が、原子の単元全部が、力学の運動量などの単元がありません。無い問題は過去問だけで対応できないので、予想問題集や別の問題集などを併用しましょう!
 過去問や予想問題集は、公式の理解と教科書に準拠した問題集を一通り終えてから・・・ですが、過去問で引っかかったところは、必ず、教科書や参考書に立ち戻って理解できるまで復習しましょう!

●おわりに
 物理は何よりも「理解」が先で、公式の理解を深めるためには、過去問をはじめる時期を遅らせてもOKだと思います。もうセンターまで間もありませんが、わからない問題はしっかりと教科書や参考書を精読し、「理解」することに努めてください!

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センター古典 ~頑張れ!受験生!一つ一つの言葉に向き合え!~

個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 上尾西・川越南教室の坂井です。

いよいよセンター試験まであと2カ月近くになりました。そろそろ高3生の皆さんも年内最後の模試に向けて偏差値・得点率アップを目指して最後の追い込みに取りかかっていると思います。
そんな皆さんに得点率の波が激しいであろう古典の解き方を再確認してほしいので、模試直しや、私立入試過去問を取り組む上で参考にしてください!!

まず、簡単にまとめますね。
①古文に取りかかれる時間の目安は15分~20分(漢文を入れる場合でも見直し時間を含め)!
センター試験の中で一番時間制限がキツイ科目が「国語」です。
・時間を意識して解くには、問題文との付き合い方が大事です!いきなり全文訳すことはしないでください。(無理ですww)解釈に必要な武器は単語力と文法力です。これらをもとに、選択肢を読解のヒントにしましょう。
・選択肢内容や、設問、注の語句から、文章のあらすじを知った上で本文を読み進めることが時間節約になります!!

②設問の見方(選択肢同士を比較せよ!)
・例えば、「・・・の表現と内容について説明したものとして」のように設問が2つのことを聞いている場合、選択肢を「表現」した部分と「内容」いを説明した部分に分けて、それぞれ別個に検討しましょう。(イメージは読点で区切ると内容が整理しやすくなりますよ。)
・「内容が合っているものを選べ」型の設問で2~3行くらいの長い選択肢の内容は、「部分」に分けて情報の○×を個々にチェックするようにしましょう。めげずに立ち向かえってください!最後の2択で迷う生徒の皆さんは選択肢のラストの述語(述部)に注目して正答に決めましょう!!

③古文の説明問題は解釈問題であるという認識を持って攻めよ!
・最初に傍線部自体を文法・単語の力を駆使して正確に解釈した上で本文箇所に解答の根拠を探します。
・次に、根拠となる本文箇所を正確に解釈して最後に、それらが一致する選択肢を選びましょう!
※多くの場合、解答の根拠は傍線部の直前または直後にあることが多いです(かならず、ではありません。)正解のポイントはいかに傍線部分と根拠の箇所を正確に解釈できるかという所にあります。
残りの時間は限られています。今一度、基礎基本が本番で発揮できるかがキーです。
模試の解説は細かく記載されているものが多いので細かくチェックして補強してほしいですね!

あとはとにかく!実践!問題を解いて、間違えたところの分析を細かくし、次に同じことを繰り返さないように徹底し、継続し続けることです!!!

いかがでしたでしょうか。文面だけで伝わりにくいところもあったかもしれませんが、学習空間の先生達はプロフェッショナルな集団です。12月末には冬期講習も実施します。残りの時間を悔いなく過ごして合格を勝ち取ってください!!!!(祈り)

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2015 センター理科

個別指導塾 学習空間 山梨エリア 甲府西教室高等部の座間です。

2015年のセンター試験から理科の受験パターンが大きく変わりますね。
以前ブログでも触れたことありますが、もう一度確認しておきましょう。

1. 「基礎4科目」「発展4科目」の計8科目に
物理・化学・生物・地学それぞれに基礎・発展が存在し、合計4×2=8科目。
イメージとしては、
旧:Ⅰ→新:基礎 旧:Ⅱ→新発展
でよいかと思います。

2. 受験パターンは4パターン
A:「基礎科目」から2科目 50点×2=100点
B:「発展科目」から1科目 100点×1=100点
C:「基礎科目」から2科目、「発展科目」から1科目 50点×2+100点×1=200点
D:「発展科目」から2科目 100点×2=200点
…複雑だ(・・;)
大まかなイメージとしては、
文系:Aメイン、BがOKの大学も
理系:ほぼD、Cのところもちらほら
といったところ。
基礎1科目というパターンも発表当初はありましたが、消えちゃいました。

3. 大学によって受験パターンは様々
もう本当にバラバラ。
大学によって理科選択する、というより、理科選択から大学選ぶ、くらいな。(言い過ぎかw)
パターンCは実質3教科なので、選ぶ人は本当に少ないと思う。
問題は文系のAorBの選択。
A…文系なのに理科2教科の負担感…orz
B…昔のⅡの範囲まで?!マジか…orz

今の2年生から始まる新センター。マーク模試もそろそろスタート。
模試が始まれば、また情報(出題内容・難易度etc.)出てくるかな?
いずれにしろ、新制度の年は手探り状態から脱却できません。
まずは、自分の行きたい大学がどんなパターンOKなのかを是非調べてみてください。

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