個別指導塾の学習空間 千葉エリア 八千代台教室・八千代大和田教室の佐藤です。
今回初めて勉強のやり方ガイドを書かせて頂きます。
さて、タイトルにあるように今回は「ノートの取り方」です。
みなさんはどのように取っていますか。黒板に書かれたことだけを書いている生徒がほとんどではないでしょうか。
しかし!
それだけでは不十分です。というかもったいない。
みなさんに是非やってほしいのが、先生が黒板に書かずに話していることをメモしてほしいのです。
実はそこに、定期テストで高得点を取る秘訣があります。
定期テストに出題されることは、黒板に書かれることだけではないのです。
先生が何気なく話していることが、意外とテストに出るなんてことがあるのです。
このときのポイントとしては、字を丁寧に綺麗に書こうとしないことです。
走り書きで構いません。というか、丁寧に書こうとしていたら間に合いません。
要は、後で見たときに、自分だけが分かれば良いのです。
授業中は、皆さんにはさながら「記者」になってもらいたい。授業中は言ってしまえば職業体験です。
しかしこんなことを言うと、「うちの○○の先生は授業とは本当に関係のない話しばかりだし・・・」という声が聞こえてきそうです。
確かにそういう先生もいらっしゃるかもしれません。
しかしそれでもメモしてくださいと言いたい。
たとえどんな先生でも、中学生のみなさんにとってはいわゆる「人生の先輩」です。
先生がたとえどんなにくだらないと思ってしまうような自慢話しをしたとしても、そこから学べることがあるかもしれません。
いや、なくたっていいんです。その瞬間は分からなくても、高校生になって、大人になって、初めて分かることもたくさんあります。
あと良いことがあります。一言一句逃さずメモしようとしていたら、授業中に眠たくなることなんてありません。これは私の中学時代の実体験からも言えます。中学時代、メモ魔だった私は授業中に眠くなった記憶がないです。
メモをしたノートはその日のうちに、色ペンで整理します。「この話しは授業に関係ないな、緑ペンで囲っとこう」とか「これは板書したここに関係してるぞ。もしかしたら大事なことかもしれない。青ペンで←しとこう。」とか「これは板書にないけど、絶対大事だ!赤ペンで囲って線を引いておこう」とかするわけです。
とまあこんなこと毎日していたらノートは「綺麗」とはとても言えない状態になっているはずです。
でもそれでいいんです。自分だけが分かる、自分だけのオリジナルのノートを作るのです。
ノートは必ずしも綺麗である必要はない。
ノートは綺麗に書くことが目的ではないんです。
後で見返したときに、いかに覚えやすいかなのです。暗記することが目的なのです。それも自分が分かればいいのです。
そして、できれば、授業が終わった後も、「記者」になってください。
それだけ必死に先生の話しをメモしたあなたですから、先生に聞きたいことの一つや二つ、必ず出てきます。
それは、毎回勉強の質問ではなくたって良いとさえ思います。
それはきっとあなたの人間の幅をきっと広げてくれます。
もちろん勉強の質問をする癖は、あなたのテストの点数をきっと上げてくれます。
分からないことをすぐに解決しようとする。分からないことを分からないままにしない。分からないことを納得するまで聞く。
これは、あなたのテストの点数を上げるだけでなく、大人になってからもきっと役立つ能力です。
最後に、学校の問題集や、塾の授業や問題集で、新たに学んだことが、例えばノートに書かれていなかったら・・・
そのときはどんどんノートの関連するところに書き足していきましょう。
あなただけの最高のノートを作ることをお勧めします。
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