個別指導

大切なのは諦めないこと

個別指導学習空間、沼津西教室・学習空間プラスの露木です。

今回ご紹介させていただく生徒さんは、中学1年生の終わりの時に学力が大幅に下がってしまい、これからが心配で入塾をしてくれた方のお話です。

テストでは一桁ばかりで、中には5点未満の点数を取ってしまう教科もあり、完全に授業についていけない状態でした。ただ本人はとてもやる気のある生徒さんで、お母さまもどうにかしてあげたいととても困っていたところに入塾してきてくれました。
本人とも少しお話をして、土学もからめてできないところから復習中心にやっていく方針となりました。まずはこれができるようになろう、ここの問題は今週中にできるようにしよう、と小さな目標を決めて日々の指導を行っていました。
一番苦手な数学は、1年生の学年末テストの段階で文字式や1次方程式の計算がまだ難しい状態だったので、何とかして2年の文字式まで間に合わせてあげたいと考えていましたが、正直私自身、本当にできるようにしてあげられるのか、、、と焦っていました。

しかし2年生になってすぐにコロナウイルスの影響で2か月間学校がお休みになったので、ここがチャンスだと思い、いつものメニューに加え、計算のメニューを少し増やして演習量や繰り返し行う回数を多くしました。生徒さんとも『6月までに一次方程式と2年生の文字式を解けるようにしよう!』という目標を作りました。
何度も同じところで間違えたり、同じ質問をたくさんしてしまうときもありましたが、それでも躓いたところに戻って1から一緒に復習したり、何度も計算方法を確認したりして、おそらく本人にとっては少し大変なメニューだったかもしれません。
それでも私たちと一緒に決めた目標をかなえるために、私たちを信じて指導に必死に食らいついてきてくれて、6月の登校日には2年生の文字式の応用ともいえる、等式変形までできるようになりました。

登校日のすぐ後に、2年生の文字式の単元テストがあることを把握していたので、『とってくる問題』と『捨てていい問題』を明確にして、まずは2桁とれるように頑張ろう!と新たな目標を作りました。
結果は100点中40点台をとってきてくれました!!今までは0点だった時もある単元テストで、2桁ははじめてだったこともあり、お母様やお父様からも、『学習空間すごいね、入ってよかったね』と涙が出るほどうれしいお言葉をいただきました。
本人もとても喜んでくれて、頑張ってよかったと笑顔で報告してくれました!答案を見ると『とってくる問題』と『捨てていい問題』の見極めがしっかりできていて、その分計算をいつもより丁寧にしてくれているのがわかりました。
『周りからはあきらめられてしまった時もあるけれど、それでもめげずに頑張ってきてくれた生徒さん自身のおかげだね』と話しているとき、私自身感動して涙が出そうになりました。
その生徒さんとは今でも小さな目標を作って、次のテストに向けて頑張っております。
来年度は受験生になりますので、進路指導もかねてその生徒さんにとって幸せな未来への第一歩をお手伝い出来たらいいなと思います。

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暗記のオリジナルティー

個別指導塾の学習空間 山梨エリア甲府西教室担当の河手です。
今回は暗記について書いてみたいと思います。
どの教科も暗記を避けて通れないわけですが今回は私の暗記論の一つをシンプルに提示したいと思います。

では皆さん、内陸県(海なし県)を挙げて下さい。

どうでしょうか?
頭の中に日本地図を思い浮かべて北から挙げていく人もいれば、まず地元が山梨の人ならまず山梨を挙げると思います。いずれにしても日本地図を思い浮かべて総て挙げられればベストです。
ちなみに私は以下の順に覚えています。山梨・長野・岐阜・群馬・奈良・埼玉・栃木・滋賀の8県です。どのように覚えているかというとこの順番にヒントがあります。
やまなし・ながの・ぎふ・ぐんま・なら・さいたま・とちぎ・しが。今度は平仮名にしてみました。
さて各県の頭の一文字を取って読むと{やなぎぐなさとし}となり、まるで人の名前のようになります。
一言足して「俺、やなぎぐなさとし、(海がないから)水をくれ」とでも書いて置けば暗記がさらに強固なものになります。

勿論、総ての暗記がこの方法で解決するわけではありませんが、この話から僕が伝えたいことは一見、単純な暗記するという作業の中に自分なりのユーモアを入れて面白みを見出すことで、暗記は強固なものなるということです。
自分で考え出した暗記法は絶対に忘れません。

皆さんも暗記を自分のオリジナリティを出す場に変えてみませんか。

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