個別指導の学習空間 千葉エリア 四街道東&八千代台教室の中野です。
突然ですが、受験勉強をしていく上で、最も重要な科目は何でしょう?
そんなの、全部でしょ!と言われるかもしれませんが、一般的に中学生なら英語・数学、小学生なら算数、と考える人が多いと思います。
どちらも積み重ねの科目ですし、正しい理解と膨大な練習量をこなさなければ、確実な得点力にはつながりません。
しかし、私は敢えて、最重要科目は「国語」なんじゃないか…と考えています。
その中でも、長文読解や古典ではなく、『国文法』です。
高校入試を控えた中3生諸君、国語の文法、自信ありますか?
何から始めたらいいのかわからない!という人のために、今回は国文法の全体像を見ていきましょう。
まず、文章・文・文節の区別から始まり、最も細かい単位である単語に分けること。
自立語と付属語の区別ができたら、用言の理解。
動詞の活用形と活用の種類
形容詞・形容動詞の活用形ですね。
さらに、
名詞の種類
副詞と連体詞の識別
接続詞と感動詞は、なんとなく感覚的にわかっちゃう、という人も多いでしょう。
そして
助動詞と助詞の違い
助動詞の意味を確認
大まかにまとめてもこれだけあります。
どんな科目を勉強するにしろ、私達は日本語で考え、日本語で知識を吸収し、日本語で表現しています。
あらゆる思考の根幹は、まず正しい日本語の理解にあります。
小中学生にはまだイメージできないかもしれませんが、高校生になると古典文法も学習することになります。
現代文、つまり「国語」の文法がわかっていないと、古典文法はもうお手上げです。
算数や数学の文章題が苦手、英作文で点が取れない、と悩む前に、
日頃使っている日本語を正しく理解し、正しく使いこなせているかを確認してみましょう。
『国文法』をマスターすることが、あらゆる勉強の第一歩かな…と思います。
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