埼大通り教室

辞書を使った方が単語は覚えられます。

個別指導塾の学習空間、大宮宮原・埼大通り教室担当の貝塚です!
ついにこの質問に答える時が来ました…。そう、なぜ辞書を使うかです。

皆さん良く思いませんか、辞書を使うより人に聞いたりした方が効率が良いと。
勉強がある程度得意な生徒はその通りです。
しかしほとんどの生徒は間違いなく自分で辞書を使って調べた方がはるかに効率がいいです。

例えば”experiment”という単語を辞書で調べたとします。そうすると頭の中では、

「え~と最初が e で次が x で 次がpe ・・・・あ、”実験”という意味か。」

という風に念じながら調べますよね。
つまり自然と頭で考えていることになります。
ですが人に教えてもらった単語はその時間がありません。
一見すると無駄で効率が悪く思える時間が、実は最も重要だということになります。

そしてもう一つ重要なポイントがあります。
それは調べるのはめんどくさくて手間がかかるということです。
だから調べるのは効率が悪いと思うのかもしれませんが、そのめんどくささがとても大切なのです。

例えば一度調べた単語をまた忘れてしまったらまた調べなくてはなりませんよね。
そうすると”めんどくさい”と思うようになります。
そうすると人は”忘れないようにどうするべきか考えるようになります。
その結果メモを取るようになったり別のノートにまとめて覚えるようになったりするわけです。
人に聞いて手軽に手に入った知識ではそうはなりませんよね。

勉強以外でも手軽に手に入る物には価値はあまりありません。
時間がかかるものほど価値があるわけです。
昔の人はこういう所を自然と受け継いできたのだと思うと素晴らしいですね。
ぜひみなさんもめんどくささに打ち勝ち、調べることを習慣にしてみてください。

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例えを使う

個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 埼大通り教室・浦和大東教室の岩瀬です。

算数や数学で例えば2÷5って2/5だっけ5/2だっけ・・と悩む生徒はちらほらいると思います。
そのときに「÷の後がさ分母だよ~」と伝えると「あ~そうだった」とその場では言いますが、またあれ・・?となることがあります。

人間忘れることもあるし、仕方のないことと思われます。
ですがそこで例えを使って印象を残せれば、また悩んだ際に先生がそういえばあんなこと言ってたよな~となると思っています。

実際に私が使う例えは、じゃあ10÷2ってなにになる?と聞きます。
ほとんどの生徒が「5に当たり前じゃないですか」となります。
そこで「分数で10と2はどっちが分母にきて、どっちが分子にくる?」と聞き、答えてくれる子もいればえ~~と・・と考え込む子もいます。
そこで「10/2になるんだよ。それはね約分すると5/1になって5になるじゃん」と。
そうやって考えられたら÷の手前が分子で後が分母に来るんだ!と忘れても丸暗記ではなく順を追って思いだせるようになります。
それを繰り返していけば自然と覚えてきます。

他にも中学受験をする子がいまして、算数はどこの学校も最初の計算問題に分数や小数の混じった四則演算が出ます。
例えば、3/8-□=1/2という問題があるとすると、2つを足すの?引くの?今回は・・・勘で足す!あれ違った・・。となることが多々見受けられます。
そのような場合でも簡単な数字に置き換えて説明します。
9-□=5とあれば□=4とすぐにわかりますよね。
じゃあその4ってどう考えて求められたの?そこがポイントです。
それは9-5で4となりました。
それは左-右をしたら真ん中が出たってことだよね。
だからさっきの問題も左-右をしたら真ん中が出ますよと。

生徒にこんな例えを出しながら楽しくわかりやすく指導しています!

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授業を受けるコツ

個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 大宮宮原・埼大通り教室担当の貝塚です。

生徒の勉強方法を見ていると、成績が高い生徒と低い生徒では決定的に違うところがあります。それは授業の聞き方です。今回は正しい授業の聞き方について少し調べてみたので、それをお伝えさせて頂こうと思います。

【授業】

学校や塾の授業では常に「なぜ?」そうなるのかを考えて授業を受けましょう。 たいていの事がらは先生が理由など説明してくれるはずです。 もちろん授業の説明だけで理解できないことも多いと思いますが、 そんなときはメモを取り、授業終了後に質問が出来るように・自分で調べられるようにし、理解させてもらうのを待つのではなく自分で納得できるまで考えることが大切です。 また、授業のときのノートはあまり「綺麗に書くこと」ことに意識を集中しすぎないようにしましょう。板書や先生のコメントをメモするもの と考えて復習のときに自分でかろうじて読めるくらいで構いません。その分説明を聞く、考えることに力を入れてください。 しかし、ノート提出などがある場合は、ある程度の丁寧な字で書くように心がけて下さい。

【復習】

その日に受けた授業のポイントなどをノートから抜き出して他のノートに書き写します。 授業で先生の言っていたことを思い出しながら、ノートを見て何が大切なのかを自分で考えまとめていきます。 ただし最初はあまり詳しくなりすぎないようにすることが続けていくコツです。
  
※まとめるのが苦手な人、時間が無い人・・・初めは授業のノートを丁寧に書き直すつもりでやってみましょう。  その日の授業を思い出しながらノートを書き直すだけでも効果があります。  慣れてきたらだんだん自分なりにまとめるようにしましょう。
数学は単元によって、ノートをまとめるより授業でやった範囲の練習問題をしたほうが効果的な場合も多くあります。 ただし練習問題は間違えたところが大切ですから、間違えた問題はそのままにしないように気をつけてください。
 

【その他】

授業をちゃんと受けてその都度復習していればたいてい大丈夫ですが、ただひとつだけ別なのが英単語。 単語練習だけはたとえ英語の授業が無くても毎日やるべきです。 1年生や2年生では単語をしっかり憶えてなくても定期テストの点数がそれほど悪くはないという人もいると思いますが それでも毎日練習するべきです。3年になってから、さらには高校に行ってから差がつきます。単語練習だけは必ず毎日やりましょう。

以上のように授業一つでここまでしっかりと学習できている生徒は中々いないのではないでしょうか。完璧にとまでとはいかないと思いますが、是非参考にしてみて下さい。

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素直さ+○○力

個別指導塾、学習空間 埼玉中部エリア 大宮宮原・埼大通り教室の岩田です。

今回は入塾から三カ月で模試の偏差値が11以上上がった生徒についてお話させていただきます。
私が考える彼がそれだけの急成長を遂げられた要因は「素直さと継続力」にあると思います。

学習空間では生徒一人一人に合わせてカリキュラムを決めていくのですが、少なくない割合で講師の指示とは違う学習をしてしまう生徒がいます。○つけをしていない、途中式などを書いていない、間違った問題の解きなおしをしていない、早く帰ろうとしてメニューを無理やり終わらせようとする・・・そんな事が起きてしまう事があります。しかしその生徒はきちんとこちらの聞く耳を持ってくれているので、入塾して間もなくきちんと1つ1つのメニューを覚えて、それもコツコツと積み重ねてくれました。

勉強といえど部活やスポーツと同じで、より早く上達するためにはコーチや監督のアドバイスには素直に耳を貸せる方が上達は速いと思いませんか?勿論ただ言いなりになるという意味ではありません。ただ、まだまだ勉強の仕方が分からない段階では、アドバイスを効果的に吸収し、その結果自分にあった自分なりの学習を身につける事が大切だと思います。素直さ、というのはとても学習において大切な要因だと思います。もちろん自分のやり方や自分の信念を突きとおして結果を残せる人もいると思いますが、個人的にそういった場合はそもそも伸び悩みというのが無いと思います。

あともう1つ大切なのが継続力です。これもよくあるのですが、今日はなんだか集中できなかった・今日は眠かった・今日は部活が長かったから疲れた・・・等、さまざまな要因で体力や気力に影響を受けるため、毎回ベストな状況で学習をするのは難しいです。でも一旦それを口にして許されてしまうと、今日は疲れてたからしょうがないや・今日は部活疲れてたからしょうがないや・・・とだんだんと出来なかったことを正当化するような傾向がある生徒が多いように感じます。しまいには「今日疲れてたんだから仕方ないじゃん!」と開きなおるような生徒も・・・。

しかし今日ご紹介していた生徒はもちろん疲れている日や眠い日もあったと思いますが、一度もそういった事は言わず、毎回きちんと学習をしてくれていました。彼の偏差値が11伸びたと聞いても私はその姿を見ていたのでとても納得しました。

このように素直さや継続力のある生徒は爆発的なスコアアップをしてくれると感じていますが、正直なかなか実戦が難しいと思います。だからこそそれが出来る生徒の偏差値が上がるのですが・・。しかし人間何も考えずにただ過ごすよりは、何か目的意識があって努力している方が必ず成長につながります。是非素直さや継続力について一度自分と照らし合わせて考えていただければ幸いです。

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指さし確認学習法!?

個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 大宮宮原・埼大通り教室の岩田です!

突然ですが、一人暮らしの人が忘れ物をしなくなるために、すぐ実践できて簡単かつ有効な手段は何でしょうか?タイトルからバレていると思いますが、それは「指さし確認」なんだそうです。なんで大の大人が一人で火の元よし!コンセントよし!なんて確認する必要があるのか・・見れば分かるでしょ!と感じる人もいると思いますが、実は身近にやっている人いますよね?電車の車掌さんが機器の点検で指さし確認をしているところを見たことがある人も多いと思います。何かの確認ミスが大事故に繋がる仕事の人達がかかさずに行うことですし、大丈夫だろう・みればわかる・・を防ぐにはしっかり再確認を指さしして行うことが大切なんですね。

では勉強ではどうでしょうか?よく英語や数学の問題では、同じ大問の問題は形が似ているので、一問解いたその感覚で一気に書いてしまう生徒を見かけます。そういった場合一問目は考えていても二問目以降は類題として少し雑に解いてしまっていて、効果がうすれてしまいます。そこでここで指さし確認のように、「この問題はここに一般動詞があって、文の最後に過去の時制をあらわす単語があるから過去形にしよう。」なと、とわかっているはずの問題を繰り返し頭の中で確認をしてみると定着率が抜群にあがります。

同じテキストをほんの少しの確認作業を交えることで効果があるならば試してみる価値は大いにあります!
この学習は全ての科目に共通してメリットがあるので、是非だまされたと思って頭の中で指さし確認をしてみてはいかがでしょうか?

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もくもくとやる

“個別指導塾の学習空間、埼玉中部エリア 大宮宮原教室・埼大通り教室担当の貝塚です。

今回は鴻巣西教室で指導していたときの生徒を紹介いたします。

その生徒はお父様の転勤をきっかけに中学三年生のころきました。
引っ越すまえも塾に通っていたそうなのですが、なかなか成績が上がらず、困っていたそうです。

学習空間に通うようになり、勉強を教えはじめてまず驚いたのは、毎日通い、毎日夜の11時過ぎまで頑張るところです。テスト前なんかはもっと遅くまでやっていたかもしれません。

そのおかげもあってか、学習空間に来る前にはほぼ入学出来なかった高校に合格することが出来ました。

その生徒は決して効率がいい勉強をしていたわけではありません。ましてや人よりも何か得意な科目や、暗記が早いといった事もありません。むしろ人よりも勉強は苦手です。

ですが言われた事はしっかりとこなし、長い時間勉強することで成績が上がりました。その事がいまでも印象深く残っています。

ちなみに行っていた一日のメニューは

英語:新研究3単元 長文プリント一枚  リスニング1単元
数学:新研究3単元
理科:新研究3単元
社会:新研究3単元
国語:漢字プリント1セット  読解プリント1セット

です。もちろん途中でメニューは変えましたが、このメニューを毎日さぼらず、もちろん内容を雑にすることもなく行っていけば、成績は上がると思いませんか?

今まさに高校入試が目の前にあります。最後の最後でしっかりと点数が上がってくる生徒は、やはり毎日塾に欠かさず来ています。

だから塾に来なさいというわけではありませんが、さぼらずきちんとコツコツ、もくもくと成す事をなす。まさに千里の道も一歩からというのが勉強においてもっとも大切だと思います。

ぜひその事を常に考えながら勉強に励んでもらえればと思います。

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超効率勉強法!

個別指導塾の学習空間、埼玉中部エリア 大宮宮原教室・埼大通り教室担当の貝塚です。

今回は勉強が苦手で何をやっても身に付かない。勉強しているのに点数が上がらない。周りがあんなにできるのが分からない、そんな君のための勉強方法です。

合言葉は「三歩進んで二歩下がる」です。

私もずっと勉強が出来ず苦しんでいた中学生でした。周りと同じくらい勉強時間をとっているのに出来ない。みんなはなぜあんなに覚えられるのだろうといつも疑問でした。

その謎が解けたのが英検準2級に合格した時です。

それまでがむしゃらに、覚えられない事は書く、なんとなく読んでみる、一日3ページ進む。とりあえず勉強ぽいことはしていました。

しかしふと3日前の内容を見た時、

「な、何も覚えていない汗」

となりあせりました。その時、覚えるのはもぉむり!と嘆きました。

なんとかしたかったのでいろいろ考えました。調べても見ました。そしてわかりました。

人の頭は覚えたいものを覚えるような都合の良い構造はしていないということに。
大切なのは、生きるために必要だと頭に勘違いをさせることだと。

つまり英単語なんて覚えていなくても命の危険にさらされません。そんなものは脳みそのなかで不要なものとして扱われ、すぐに忘れてしまいます。そんな構造をしています。

人がいつまでも忘れないようなことは、命の危険にかかわるもの。しかし英単語は覚えなくても命に別状はありません。ではどうするのか。

毎日繰り返し見て、頭にこれはとても重要で、命にかかわるものと勘違いさせることです。

毎日毎日毎日毎日見ていると、おのずと頭の中も”こんなに毎日見ているという事は、もしかしてとても重要なこと?”と勘違いをはじめます。この瞬間頭のなかも覚えなければと動き出してくれます。

3日間も見ていないものなんて脳にとって不必要なものです。
しかし3日間、7日間、10日間毎日見ていたら、さすがに頭の中も勘違いを初めて、どんなことでも覚えられてしまします。

だから「三歩進んで二歩さがる」です。

3ページ進んだら、次の日はまず前の3ページの復習をしてから新しい3ページへすすむ。
そのまた次の日は前の日の3ページを復習してからまた新しい3ページを進め。
そのまた次の日は初め3ページから今までやったページを全部復習してから新しいページへ。

このくらいのペースでなければ人の覚えられません。この感じをつかむ事が出来れば、ぐんと勉強が得意になります。

あいことばは 「三歩すすんで二歩さがる」です!

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「思い出す力」を身につけよう

個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 大宮宮原教室・埼大通り教室の岩田です。

今回は文系科目を中心に学習時に試して欲しいやり方についていくつか紹介していきます!
勉強を避けて通るにはそれ相応の誰にも負けないような特技が必要ですが、そんなものをもっている人はごくご少数。。。でもどうせ避けて通れない道ならば、同じ時間でも少しでも効率が良いやり方を覚えた方が良いですよね?
試しにやってみて、自分にプラスになるなと感じてもらえた部分があればそこだけでも吸収してもらえたら嬉しいです!

【英語・文法編】
何かしら文法を覚えるために問題集(学校ワークでも勿論OK)を解くとします。当然説明は読みます。マーカーで線を引く人もいるでしょう。では問題を解き始めたら・・・

本を閉じてみてください。

・この単元の文法のタイトルは何でしたか?
・例文に何が書いてあったか思い出せますか?
・いくつか用法があったとしたらその違いは何ですか?見分け方はどうすれば良いですか?

これらが全然言えなかったとしたら・・どうやらまだまだ勉強法が身についていない可能性が大です!
まずスタートはしっかりと文法のキーポイントを押さえること・それを理解すること・覚えることです。
そのどれかが欠けていたら、その場では解けてもテストでは発揮できないかもしれません。
一度試しにやってみてくださいね!

【英語・長文編】
長文のポイントは複数あるので今回は1つだけ紹介させていただきます。
(残りのポイントが気になった人には、学習空間の塾生さんになってもらえた時にそっとお伝えします☆)

今この文章を読んでくれているなら、当然日本語が理解でき日常的に使いこなせると思います。
でも急に「一般相対性理論を非ユークリッド幾何学を利用して説明しなさい。また特殊相対性理論において時空のメトリックを定義し、その差異を述べよ」と言われたら、
「はぁ????」
となりませんか?少なくとも私はなります。笑
「知らない単語は答えようがない」というわけです。

受験の問題でも内容一致や正誤問題に限るならば、先に全文の和訳を見て質問文の意味もわかってしまえば正答するのは難易度が格段に下がりますよね。
少しでもこの状態に近づけるために

①長文で分からなかった単語はきちんと調べてメモをとる
②和訳に自信がなかった文章は正しい訳を調べ・きちんとそれを理解する(学習空間ではその訳の仕方を知るだけでなく、わかるようになるための勉強法が学べます★)
③その時に文法が訳のポイントだった場合は、その文法が抜けている可能性が高いので必ず文法書で確認する

この3点を習慣化するだけでも長い目で見れば確実に差がついてきますよ!
では次は社会編です。

【社会編】
社会といっても歴史・地理・公民と内容が分かれています。
ですがこれから紹介するのはどの分野にも使える方法なので是非お試しください!

①左→右、右→左の学習
目の前に問題集があるとします。

だいたいは穴埋め問題や、ひとつの質問に対して答えを書く一問一答形式だと思います。
左側に質問があり、右側にその答えを書く欄があるとします。
ほぼ全ての人が左側をみて右の答えを覚える学習をしていると思います(私はこれを左から右の学習と呼んでいます)が
、それだけでは社会は点が伸びません。。。
なぜならテストではまとまった流れの中から質問されたり、資料や年表などから必要な情報を読み取る必要があるからです。
テストで答えが出て来なかったのに、解答を見るとその単語自体は知っていた・・そんな経験はありませんか?
その対策として、

・右の単語を見て、左の文章を思い浮かべる

この練習をしてみましょう!ただし、一問一答形式の問題集ではこの説明が満足に載っていない事もあるので、
社会の学習をするときは必ず教科書を用意して「太字を覚えたら教科書と問題集の2種類の説明を見くらべる」事が大事です!
必要な情報をしっかり読み取り、どの単語も右から左が言えるようになっていれば ≪ 絶 対 に ≫ 点数は上がります。
ですがもっと高得点、90点以上をとりたい欲張りな生徒さんは次の②も実践してみましょう。

②上→下の学習
問題を解く事・1つ1つの説明がきちんと出来るようになってきたら、今度は参考書の学習しているページのタイトルや
段落ごとの太字の部分を見てみましょう。例えばページのタイトルが「鎌倉幕府」で最初の段落に大きく「鎌倉幕府の成立と執権政治」
と書いてあったとします。
本からすぐに目を離し、「鎌倉幕府の成立~」の下にあった太字を順番に思い出してください。

例「源頼朝が幕府を開いて・・国ごとに守護、荘園ごとに地頭を置いて・・・御家人と御恩と奉公の主従関係を結んで・・
執権の北条氏が実権を握って・・承久の乱のあと六波羅探題をおいた・・」

というように、タイトルや段落から流れを繋げていきます。これを上から下の学習と呼びます。
この学習をすることで少ない情報から問われている内容を判断できる力がつきます。
以上の二点の学習をきちんと行えれば、何冊も参考書を買うよりもはるかに安定した知識の土台作りができますよ。では、最後に国語編です。

【国語編】
国語では主に受験などの予備知識がない状態を意識した読み方について紹介したいと思います。
英語編や社会編でも登場した方法が出てきますよ!

①読解もやっぱり「あれ」!
国語の読解問題は苦手意識がある生徒ほど先に設問(問1、問2・・等)を見ることをオススメしています。
理由はしっかりと設問を読んで答えるべき内容を頭にいれた方が、解く速さが安定するからです。

また問題集があるとします。
設問を先に一通り読んでみます。(ここでこの先が予想できた人は感が鋭い・・!)

・問題から目を離して、設問内容と答える内容を「思い出します」

これは簡単に出来るようにはならないので、じっくりと時間をかけて出来るようにするつもりの方が良いと思います。
しかし、何を聞かれていて何を答えるべきかがしっかりと頭に入った状態で文章を読むと、解答のヒントになりそうな場所が
自然と気づきやすくなります。国語は自力をつけるのが難しく上達に時間がかかりますが、だからこそ解き方を決めてそれを
磨く事が大切ですよ。

②面倒でもしっかりチェック
ではしっかり読んで問題を解く段階までいったとします。いざ答えを出したとしたら、その根拠が「本文のどこにあったのか」
「ハッキリと」言えるようにしましょう!
私が国語を指導している時に、どこから根拠をもってきて答えたのか聞くと、得意な生徒ほど「この部分に○○○と書いてあったので」
と答えてくれますが、苦手な生徒ほど「・・・この辺?」とあいまいに返答してしまいます。
このあいまいさを無くす事が実はとっても大切なのです。一度試しにやってみると自分がどれくらいきちんと解答の根拠を
見ているかわかりますよ!間違っているものを選べ、と聞かれているのに合っているものを選んでしまったりするおっちょこちょい
な性格の生徒さんほどやってみてくださいね。

以上が文系科目の学習方法のポイント説明になります。
理系科目まで紹介するとキリが無いので、今回は文系科目に絞ってみました。
共通点があったのですが、それは伝わったでしょうか??

それは、 ≪思い出す≫ 作業でしたね。

人間の記憶は「覚える」という作業と「思い出す」という二つの作業の組み合わせです。

日本人の傾向で、どうしてもこの「覚える」=インプットに偏ってしまうそうです。
なので一人でも出来る「思い出す」=アウトプットという事を勉強に組み込むことで、効率は飛躍的に上がります。

まだ何を意識しながら勉強して良いかわからない・・そんな悩みがある場合は是非試してみてくださいね!

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