富士吉原教室

勉強を日常に

個別指導塾の学習空間 静岡東部エリア 富士吉原・裾野教室の及川です!

さてみなさん、勉強を継続してやる時に大切なのはなんだと思いますか?
頑張る気持ち?環境?教材?
どれも大切ですが、それだけでは勉強は続きません。
一番大切なのは、「無理なく続けられる」ことです!!!

みなさんはどんな時に勉強をしているでしょうか?
テスト週間が始まってからとか、宿題が出た時とかいう人も多いのではないでしょうか。勉強は普段からやった方がいいと頭ではわかっていても、なかなか始められませんよね。その一つの原因に、集中力が続かないから、というものがあると思います。いざ勉強をしようと思ってもワークを眺めて量にうんざりしてしまったり… 、私にもそんな経験があります。
けど考えてみて下さい、運動初心者の人がいきなり試合に出たりするでしょうか?初めは基礎体力作りなどの軽い練習から始めますよね!物事には慣れていくための順序があります。まず勉強初心者の皆さんはまず机に向かう事に慣れる所から始めていきましょう!

勉強をするにあたって、特に意識してほしいのが勉強を始めるタイミングです。
気が向いた時にやるだけだとなかなか長続きしませんよね!
ポイントは日常生活の一部にすること。お風呂に行く前に必ずトイレに行ったり、ごはんの後に歯を磨いたり、日常的に続けて行っている行動があると思います。
同じように、お風呂を出たら必ず机に向かう、ごはんの後には教科書を広げる、など毎日行うことに組み込むことで自動的に出来るようにしていきます。

もう一つ大切なのが、勉強の内容です!初めのうちは簡単で短いものにしましょう。初めから時間がかかったり難しいとやる気が起きませんよね!
例えば100マス計算であれば掛け算足し算を合わせても10分以内に終わると思います。
毎日10分机に向かうだけ!ごはんの後に机に向かわないと落ち着かなくなればそれで成功です!

勉強の習慣が付いたら少しずつ時間を増やしていきましょう。一日10分でもやるだけ偉い、と自分をほめてあげましょう。
継続は力なり!習慣を作るのは難しいですが、まずは無理なく気楽に始めていきましょう!

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ワークに秘められた思い…?

個別指導塾の学習空間、富士宮・富士吉原教室の内村です。
みなさん、塾や学校ではどのような教材を使っていますでしょうか?
学習空間ではkeyワークを使っている教室が多いのかなと思います。
どんなワークにしても、製作者は良い教材にするための工夫をしているはずです。
ワークに秘められた工夫から、各教科の勉強のやり方を考えてみましょう!

<英語>
各ユニット左のページはその単元の基本となる文法がまとめられていますね。超大切です。
右のページについてですが、問題の右側に「A・B・C」や「語句」と書かれています。気にした事はありますでしょうか?
「この問題は左ページ解説のAを見るといいよ!」という製作者のメッセージです。
ABCの問題は英語が苦手な子でも、解説を見て、自分なりに考えてみるべきではと思います! 意外と単純なものもあるかも?…
「語句」の問題は少し考えて知らなければ飛ばして良しと思っています!笑 単語力勝負なので、知らなければしょうがないです。ただ飛ばして早く終わらせるかわりに、必ず覚える時間を長くとりましょう。次同じページに取り組んだ時、できる所が増やせるように「覚えて終わり」を目指しましょう。一番右の新出単語も同様かなと!

<理科・社会>
各問題の左側に□がついているのを気にした事はありますでしょうか?
理社はチェック欄の活用がポイントかなと思っています。
このチェック欄、自由に使っていいと思いますが、自分は「調べたところは☆」「解いた後暗記チェックして出来たところは〇」のように使うと良いのでは、と考えています。
チェックを付けてくれれば、自分があとどこを頑張るべきか分かりやすくなりますし、先生目線で見てどこが出来た・不安なのかが伝わって補強してあげられます。理社も「覚えて終わり」を徹底すべきと思っています。そのために使えるものは活用していきましょう!

<数学>
keyワーク数学は基本を各単元2pでまとめてくれています。
解説つきの2pで練習して慣れてきたら、練習問題で解説なしでも出来るか試してみましょう!
もし出来なかったら、問題左側に「単元2③」のように、どこを振り返ればいいか書いてくれてあります。
製作者さん、気が利きますね…!!笑

<国語>
各文章の初めにウォーミングアップ「読解の道しるべ」というものがあります。
その文章のポイントをざっとまとめてくれています。実際そのポイントに関する問題がよく出題されています。
是非一度読解の道しるべを読んだうえで問題を解いてみてほしいと思います。

今使っている他のワークも、よく見たら意味ありげなマークがついていませんでしょうか?
今回紹介したやり方・ポイントがすべてではないと思いますが、製作者もこだわりを持って作ってくれています。
ぜひその良さをフル活用していきましょう!!

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捨てさせません(笑)

個別指導塾の学習空間 富士西・富士吉原教室の内村です。

今回は昨年から通ってもらっている生徒Aさんのお話をしようと思います。
理数が苦手で…という事で体験を始め、体験の頃に「理科と数学はすてます(笑)」と言っていたのをよく覚えております。笑

現在は理科も数学も50点中40弱までとれるようになってきました!
だからもう「理科と数学はすてます(笑)」なんて言わせません(笑)

Aさんが成績upするために何か特別なメニューを組んだかというと…正直あまりないですね…(笑)
もちろんAさんに合うペースでメニューを決めております。
そして、繰り返していく中で習得していくことや、分かるまでじっくりと取り組む事等、学習空間の指導の基本に忠実に学習を進めております。

そこに加えて、Aさん自身が人一倍こちらの伝えるコツややり方を意識して問題に取り組んでくれていることが、成績upにつながったのかなと感じております!
基本に忠実に。そして良い勉強への姿勢。この二つがそろったからこその結果かなと!
「これやろうね~^^」といろいろと無茶振り?にも「いやーー」と言いながら頑張ってくれています。笑

さてAさんは習い事もひと段落して、ついに3時間のコースにアップする予定です!!
最近upしてきた理数の代わりに目をつむってきた英社についても、とことん鍛えていきたいと思います!!(笑)

学習空間では各生徒に合わせてメニューを組んで無理なく、確実なレベルアップをすることが出来ます!
気になった方はぜひ一緒に勉強しましょう!

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歴史のキャラは好き嫌い

個別指導塾の学習空間、富士吉原・裾野教室の及川です!

今日は歴史の勉強について話したいと思います。
歴史っていろいろな人が出てきてなかなか覚え切れませんよね。
自分も人の名前と顔を覚えるのが苦手な方なので、歴史にはずいぶん苦労させられました。
ただ、好きなキャラクターの多い戦国時代あたりは割と得意でしたが。
皆さんにも経験があると思うのですが、ゲームや漫画で出てきたキャラクターは大体名前を覚えていますよね。
強いキャラなら特に記憶に残っていると思います。
そのキャラのしたことが好きだったり嫌いだったり、セリフが印象的だったり。
良くも悪くも思い入れのあるキャラクターであればインパクトの弱い名前でも頭に入っているはずです。
同じ様に、歴史の人物もどんなことをしたのか調べて(教科書に載っている範囲でもいいです)好きか嫌いか想像してみましょう!

ちなみに自分は井伊直弼がすごく印象に残っています。
朝廷(上の人)の意見も聞かず勝手に条約(しかも日本に不利な条約!)を結んだ挙句、反対した人達に罰を与えて、水戸藩の恨みを買って殺されてしまう。
なかなかの悪役です、わがままで冷酷な目をして処罰を下しそうです(個人の感想)
なんとなく鬼滅の無惨のようなビジュアルが想像できそうじゃないですか?
もちろん実際は井伊直弼にも考えがあったり、やむにやまれぬ事情があったりしたと思うのですが、こんな風に想像してみると歴史上の人物が生き生きとしてきますね!

他にどんな事をしたのかなど興味がわいて来れば完璧です!
興味を持って調べているうちに実はこんないい事もしていたとか、そのキャラの意外な一面を知って印象が変わることもあるかもしれません。
是非、こんな風に歴史のキャラクターを好き嫌いで判断しちゃいましょう。
きっと歴史が楽しくなりますよ!

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知らない文章との戦い方~国語説明文編~

個別指導の学習空間 静岡東部エリア 富士西・富士吉原教室の内村です!

みなさん、国語の勉強のやり方を考えたことはありますでしょうか?
5教科の中で、何をやっていいか分からない教科NO.1なのではないでしょうか?…笑
これから特に苦手意識を持つ人が多そうな「説明的文章」の、特に知らない文章、「実力問題」の解き方・勉強の仕方を紹介していきます!

実力問題説明文では「筆者の主張・言いたい事」が特に大切かと思います!
筆者は堅苦しい言葉を「これでもか」というくらい沢山使って文を作っております。

しかし実際は、「僕はこんな事みつけたよ!他の人と違ってこんな考え方をしているよ!」と自分の発見や意見を伝えたいだけなのです。笑
それが、つい難しい言葉で「○○は△△であり、××で◇◇なのである。」となってしまっているのです。
いわゆるツンデレ?天邪鬼?かなと…
こう考えてあげればすこし親しみやすくなりますでしょうか?…笑

さて、そんな知らない説明文ですが、作者はわかってほしくて書いているので、文中にヒントがちりばめられています。
そんなヒントと、その周りの言葉に線を引きながら説明文を読んでいきましょう!
長い文の中から、筆者の主張につながる場所を自力で見つける能力が、非常に大切になります。
繰り返しますが、かならず、大切だと思うところに線を引きながら読んでください。そこに引いた線たちが、きっと答えの助けや目印になってくれるはずです。
そんな大切な所をみつけるヒントを4点お伝えします。

ヒントⅰ.否定の言葉(だが、しかし、等)
他の人達はこう言っている。だが、私はこう考える。
という流れが作られる事が非常に多いです!必ず線を引く!

ヒントⅱ.まとめの言葉(つまり、したがって、言い換えると、等)
つまり、○○ということだ。
筆者が「色々いいすぎてごめんね」と要所要所でまとめてくれます。必ず線を引く!

ヒントⅲ.具体例の前か後ろ
○○である。たとえば……。……。……。
……。……。……。要するに、○○なのである。
のように、ひたすら長い具体例の前後には何かがあります。線を引く!

ヒントⅳ.指示語のあたり(これ、それ、あれ等)
大切な言葉は繰り返したくなるものです。しかしそれを繰り返してばかりだと、くどくなります。
だから筆者は指示語を使います。
これ、それ等がさしているものはキーワードであることが非常に多いです!
指示語がさす内容に線を引いておきましょう!

この4つを特に意識して、線を引きながら説明文を解く練習をしてみてください!
大体1段落に1つくらいは線を引いていくことになるかなと思います!

4つのヒントがわからなくなったら、直感でいいので「大切だ!」と感じたところに線をひいてみてください。笑
そこが何か問題を解く助けにはなるはずです。
「ひとこと、」のあとに大切な言葉が来る事が多かったりもします!

とにかく、「筆者はわかってほしくて書いている」「線を引きながら読んでいく」
の2点を覚えておいて、これから出会う説明文と向き合ってみてもらえたらと思います!!

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「先生、集中できません」

個別指導塾の学習空間、富士吉原・裾野教室の及川です!

今回はY君の話をさせてもらおうと思います。
中3の春に
Y君は集中力が続かず、塾へ来て鉛筆を握ったと思うとぼーっとして、
また単語練習を始めたかと思うと、動かず。
理科の暗記をする時もぼーっと眺めているだけ。
「頑張ろうよ、受験の大切な時期だよ!」
といくら真剣に伝えても、
「先生、集中できません。。。」

誤解のないように言うと、Y君はやる気がない訳ではありませんでした。
本人も勉強しなければいけないことはわかっているのに、
気持ちの動かし方が分からないといった様子でした。

毎回グダグダになって、遅くまで残して、
それでもやるべきことが終わらないといったことが続いていました。

ある日、Y君がお迎え待ちの時間に何か音楽を聞いていたので、
何を聞いているのかと尋ねると、
なんとled zeppelin!!ww
めちゃくちゃ渋いバンド聴いてるね、なんて話から始まり、
お勧めのバンドや好きな漫画など、話が弾みました。

それからは夜11時以降まで残って雑談をしたり高校の部活の話をしたり勉強の話をしたり。

相変わらず
「先生、集中できません。。。」
という決まり文句はなくなりませんでしたが、
そんな愚痴を言いながらも毎回、英数理社と4科目をこなすようになっていきました。

多分、彼の良かったところは自分の状態を正直に伝えてくれたことなのだと思います。
遠慮したり、信頼できなかったり、怒られるんじゃないかと思ったり。
特に中学生にとって、先生に対して自分の気持ちを正直に言うのは難しいことです。
集中できないと伝えてくれたからこそ、
いろいろな提案をすることが出来たのだと思います。
集中できないと伝えてくれたからこそ、
話をする機会が増え、彼の趣味やいいところにも気付けたのだと思います。

卒業してから1年以上たち、高校生活を満喫しているようですが、
彼は今でもたまに教室を訪ねに来てくれます。

静岡の塾なら個別指導の学習空間

継続することの大切さ

個別指導塾の学習空間 富士西・富士吉原教室の深澤です。

今回お話したい生徒は現在高校3年生で通っている生徒のTさんについてお話させていただこうと思います。

彼女と初めて会ったのは4年前。当時中3生になりたての時でした。

彼女は家でも全く勉強しない、勉強が大嫌いな生徒でした。

私たちが何度言っても全く勉強しなかったTさんが少し変わってきたのは中学3年生で行く、高校見学会に参加した直後からでした。

実際に自分が受ける高校へ行き、体験をしたことから彼女は少しずつ受験モードへ切り替わっていきました。

ですが、家で勉強するにしても、今までしてこなかったので何を使ってどう勉強したらいいかわからず、悩んでいました。

そこで、モチベーションを維持することはなかなか大変な事なので、まず得意(一人で勉強するにしても苦ではない)教科を家で行うように伝えました。

彼女が一人でもできるといったのは国語です。当時の彼女の点数は50点中20点前後でした。

まず家で勉強を行う際、いきなり2時間・3時間と長時間行うと人によっては1週間持たずしてモチベが下がってしまう可能性があるので、

寝る前に必ず今行っている単元の教科書本文を読む!事を日課として伝えました。

問題を解く事が一番いいとは思いますが、いきなりですと大変なのでまず読むことを日課にしました。

ただ読ませていただけではなく、毎日同じ本文を読むことで、だんだん読むスピードも上がり、どこにどのような内容が書かれているか把握できるようになります。

テストでは、本文は抜粋され出題されます。なのですべて本文をはじめから読んでいると時間がかかってしまう可能性もあるので、普段から読み込むことにより、

テスト時に読む作業を少し削ることができます。そして問題を解く時間が増え、見直す時間までも増やすことができます。

ですが、この方法によっていきなり国語ができるようにはなりません。

定期テストでは使える手ですが、受験問題など初見で解かなければならない問題には対応できないからです。

ですが彼女はしっかりその日課をこなし、中3生の受験近くでは初見問題でも50点中30後半で安定することができました。

そんな彼女は高校へ入り、国語の定期テストの対策として高3生になった今でも続けてくれています。

この方法だけの成果ではなく、大半は彼女の継続力や努力だと思いますが、これにより、初見問題でも読むスピードはかなり速くなったそうです。

一番最近の定期テストでは、惜しくも1問ミスということで100点中98点だったそうですが、安定して現在でも90点台が取れているのはうれしいですね。

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勉強とは暗記が重要ではない!

個別指導の学習空間 静岡東部エリアの深澤です。

今回は勉強全般に関わるお話をしていこうかと思います。

勉強を行っていくうえで必要になるのは暗記だけだと思っていませんか?
もし暗記だけすれば点数が取れる!とお思いの方は、今まで、一夜漬けだ!と暗記をし、覚えたのに出てこない・・・。
なんだったっけな・・・?ということはありませんか?

それは暗記ができていても、それを思い出す練習をしていないからです!

今回私がお伝えしたい勉強方法はインプットアウトプットの勉強です。

既にされている方がいらっしゃるかもしれませんが、この勉強方法はすごく大事です。
例えば、何かスポーツを始めよう!と思い、まずテレビなどでプロ選手の映像からどういう風にプレイしているか見て、学びます。
その次に行う事は実際に自分でやってみようとみなさんは思うはずです。
うまくいかない時は何度も何度も練習を行うと思います。
それは勉強も同じことです。
ただひたすら暗記暗記!としている人はただ映像だけを見てできる!と思い込んでいるだけなのです。
そこから次のステップとして練習、演習をしなければ、覚えた内容を使うことができなくなります。
そして、ただ暗記だけしている人はテスト後数日・数週間問題に触れないとテストからの解放感からかきれいに記憶から抜けてしまいます。

それでは、その場だけしのいだ状態なので受験となった場合また1から暗記をして演習をしていかなければならないので余計につらくなってしまいますよね!

必ず暗記→演習を1つのサイクルとしてその日のうちに行っていかないとどんどん人間は忘れていってしまいますので、「後でもう一度覚えなければ」や「なんで忘れちゃうのかな・・・」と後悔しないためにも
必ずアウトプットの練習もテスト前には自学自習のメニュー作りの時に意識して取り組んでみてください。

静岡の塾なら個別指導の学習空間

解説をさかのぼろう!

個別指導塾の学習空間 静岡東部エリア 富士吉原・裾野教室の及川です!

皆さんは数学を解きなおす時どのように解説を読んでいますか。
多くの人は一行目から順番に追ってみているだけではないでしょうか。
計算や公式が分からない場合はそれでいいのですが、考え方や問題のつながり方が分からない時は、なんだかよく理解しないまま書き写すだけになってしまいがちです。
問題をもっとはっきりと理解するために、今回は解説の逆読みについてお話ししたいと思います。
解説を遡って読んでいくことで問題を分析して、より詳しく理解していきましょう!

数学の場合、「分からない」には二種類あります。
一つ目は公式忘れや計算間違い。
これは公式を覚える、計算練習をするなどの方法でミスを少なくすることが出来ます。
特に変形の方法が分からない時は上から順に読んでいくのが効果的ですね。

二つ目は問題のつながり方です。
なぜこの公式を使っているのか、どこからこの数値が出てきたのか、問題の構造が分からない場合には、上から読む方法ではなかなか理解できずに終わってしまいます。

そのような時は、問題の解説を下から逆に読んでいきましょう!

まず答えを確認します。
この答えを出すのに何をしているのかを見てみましょう。例えば三角形の面積問題だったら「底辺×高さ÷2」ですね!
問題文から底辺はわかっているけど、高さが分からない!なんて時はさらに上の段を見てみましょう。高さを求める式があるはずです。必要なものが足りなければ更にその上に移りましょう。
下で使われている数字がどこで現れたものなのか、落ち着いて探していくことで「なぜ」この式を使うのか、「なぜ」この順番でないとだめなのか、分からなかったことが見えてくるはずです。
もしそれでもわからないことがあったら近くの先生たちに聞いてみてください!
皆さんが自分で疑問を解決する力を付けてくれるよう全力で応援しますよ!!”

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語源から覚える元素記号

個別指導塾の学習空間 静岡東部エリア 富士吉原・裾野教室の及川です!

今回は元素記号の覚え方についてお話ししたいと思います。
ヘリウムやナトリウムなど、読み方の最初がそのまま記号になっているものは良いのですが、もともと日本語由来でないものは覚えるのが大変ですね!
暗記するしかないのは当然ですが、少しでも覚えやすくするために語源をたどってみましょう。

まずはH(水素)、水素は英語ではHydrogen(ハイドロゲン)といいます。
ギリシャ語の水(hudor)が語源です。
淡水にすむヒドラというかわいい生き物がいますが、これも語源が同じ。
ギリシャ神話に出てくる水蛇ヒュドラにちなんでいます。
ポケモンの技にもハイドロポンプという水属性の技があるのをご存じでしょうか?
はい!もう覚えましたね!

C(炭素)はどうでしょう。炭素はcarbon(カーボン)、これはラテン語の木炭(carbo)に由来しています。
細くて丈夫な繊維「カーボンナノファイバー」、
釣りではカーボンロッドなどを聞いたことがある人もいるかもしれません。
実はスパゲッティのカルボナーラ(carbonara)も語源が同じ。
日本語で「”炭”焼き職人のスパゲッティ」という意味だそうです。

Si(ケイ素)はsilicon(シリコン)、主に機械の精密部品(半導体)などに使われています。
地理の授業でもシリコンバレーという言葉を覚えたと思います。
シリコンバレーでは電子部品を作る会社が多く集まったためこの名前で呼ばれるようになったのはご存知の通りです。
また、シリカゲル(silicagel)はシリコンのゲル(ゼリーのようなもの)という意味です。

Cl(塩素)はchlorine(クローリン)といって、クロロホルムの構成元素にもなっています。
似た言葉であるクロロフィル(葉緑体)と塩素の語源は共にギリシャ語のChlorus(黄緑色)。
気体の塩素が黄緑色であることに由来しています。
これで塩素の気体の色と元素記号を同時に覚えられました!

このように語源をたどることで、ただ暗記するだけだった略称にも背景があり、理屈があることが分かったと思います。
言葉はネットワーク化してつながりで覚えることによって、より強固な記憶となっていきます。
理科だけでなくいろいろな分野の単語を知り、似た言葉から意味や語源を推測していくのは暗記に役立つだけではなく、それ自体が楽しい遊びでもありますね!
言葉の起源を自分で探して、呪文を唱えるだけの暗記法から楽しく脱却していきましょう!

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