小瀬教室

グルーピング暗記

こんにちは、個別指導塾の学習空間、山梨エリア敷島・小瀬教室の加藤です!
今回は、ブログに掲載した私の英検対策についての記事を一部抜粋・修正してお伝えします。

今回は、今までに覚えた単語を素早く思い出せるようにする段階の「グルーピング暗記」についてお伝えします。
グルーピング暗記とは、1つの日本語の意味に対して類義語を英語で2つ3つ程度
挙げて意味が近い単語を一気にまとめて暗記する方法です。

試しに例を挙げてみましょう。
突然ですが、「今」という意味の英単語・熟語を3つ言ってみてください。
‘now’ (今)‘contemporary’(現代の) ’at present ’(現在)
みたいな感じです。
では、「神」はどうでしょうか?
‘god’(神) ‘deity’(神・女神) ‘divine’(神の)
の3つが思いつきました。
必ずしも3つ挙げる必要はありません。ゲーム感覚で楽しみながら取り組んでみてください。だんだん慣れてきて、初めて見た英単語に出会った時に自然と類義語を思い出す感覚を身につけられると良いでしょう。
対義語(反対の意味を持つ英単語)を1つセットで挙げてグルーピング化するという応用の仕方もアリだと思います。

グルーピング暗記が出来るようになると、どんな力が身に着くか?それは長文読解と英作文で特に威力を発揮します。
個人的な感想かもしれませんが、英検の長文の特徴として問題文も解答の選択肢の英文も、「同じ意味の言い換え」がとても多い気がします。なので、グルーピング暗記を取り入れて勉強していると長文読解にすごく強くなります。
また、英作文を書く時も有効です。同じ意味でも複数の単語を使うことで語彙のポイントを稼ぐことが出来ますし、高度な文法や内容に凝りすぎると正しい英文を書けず減点されます。

いかかでしたか?
皆さんの英語学習に少しでも役に立てたら嬉しいです。
読んでいただき誠にありがとうございました。

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国語の読解力

個別指導の学習空間 山梨エリア 小瀬・石和教室の深澤です。

今回は中学生の国語の解き方について説明させて頂きます。

みなさんは国語の問題を解くときにただ文を目で追い、傍線部が来たら前後などを確認し、という風に解いていませんか?
私は国語の現代文に関してはまず読みながらかならずシャーペンで線や○などを書きながら読み進める事を生徒におススメしています。

方法としては

①形式段落ごとにメモを取る。
まずただ読んでいるだけではなく、形式段落ごとにその段落がどのような話だったかを一言でいいのでメモを取ってもらいます。それはただ「思い出」や「学校での出来事」でもいいです。

これを行う事により、問題に進んで本文から答えを探す際にどこに何が書かれていたのかすぐに分かるので見つける作業の時短になります。

②指示語(こそあど言葉:これ それ あれ どれ)が出てきたら何を指しているかすぐに見つけ線でつないでおく。

これは言葉のまんまですが、指示語が出てきた際読んでいる時は気になりませんがいざ問題となるとどこを指しているかすぐには見つかりません。ですので、日ごろ教科書を読んでいる授業中でも作業をしておくと後々テスト対策でも対策しやすくなります。

③内容で段落を更に大きくわけ、要約してみる。
高校生の現代文でもたまにでますが、要点をしっかり理解していれば、要約する事も簡単です。ですが、適当に読んだりしていると要約は凄く難しくなります。ただ本文をつなぎ合わせただけの文になりがちです。要約はちゃんとポイントが理解していなければ難しいのでこれはできたら!程度だと思います。

これは小学生~高校生まで定期テスト対策には凄く使える対策方法だと思いますので、もし国語が苦手だよ!という人に関してはチャレンジして見て下さい。

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モチベ管理

個別指導塾の学習空間 小瀬・石和教室の深澤です。

今回は現在も受け持たせて頂いているR君についてお話をさせて頂きます。

R君は現在中学3年生の受験生です。
塾に入って1年目ですが、入塾当初はご面談でも、家でも全く勉強せず遊んでばかりでと、保護者さんに言われるくらい、受験に対してそこまで前向きではない生徒でした。

塾へ入り指導をさせて頂いている中で、なぜ家だと勉強しないのか聞いてみました。
理由としては「何をどう勉強すればよいのかわからない。
勉強しなさいと言われてもやり方が分からないものをすることはできない。」と言っていました。

それを聞き、私は彼に予習などの方法などではなく、学校の復習の仕方について5教科細かく説明し、塾へ来る日以外の日はどのように復習をし、量はどれくらいすべきなのかを伝えました。
もちろん夏前などはやってない日もあったそうですが、少しずつ塾でも「これはこの前家で復習した所なんですけど・・・」と復習で分からなかった所を聞いてくれるようになり、今では、特にこちらから言わなくても家でここやってきたから暗記チェックして下さい!と自分から自信があるのかチェックをねだるようになってくれました。

全員が全員このように前向きになるとは限りません。
彼の場合は復習したいけど分からないからやってなかっただけ。
もともとのモチベーションも低いわけではなかったのですんなりとやり方を理解し実践してくれたからこそ今のテスト結果だと私は思っています。
暗記が苦手なR君は入塾前は社会画40点台だったのが今では70点台と着実に結果に表れて更にモチベも上がっています。

生徒のモチベーションを上げるのはなかなか難しいですがそれを生徒との会話で探り、ピンポイントでアドバイスしてあげることでうまくいく事があります。

彼を通じてコツコツ進めていけばちゃんと結果に表れると私も再認識しました。

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英単語は3ターンで暗記してほしい説

個別指導の学習空間 山梨エリア 敷島・小瀬教室の加藤です。

今回は、英単語を3ターンで暗記する方法をご紹介します。
まず本題に入る前に一つ言わせて頂きます。それは、「人間は忘れる生き物である」という事です。
皆様は、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか??すごく簡単に大雑把に言うと、人が何かを学んだ時、1日後には67%忘れる。2日後には72%忘れる。6日後には75%忘れる…という説です。
そのため、英単語のような暗記系は、短時間でもいいので毎日何回も繰り返していく必要があると思います。
では、ここから本題に入らせて頂きます。どんな方法で勉強していくかお伝えします。
1ターン目は、「聴いて暗記」することです。教科書や単語帳に出てくる英単語を見ながら発音を聴きましょう。その際、聞こえた単語を音読することを絶対にして下さい。犬(いぬ)が読めない人に、書きなさいと言っても無理だとと思います。言葉はまず耳から取り入れてほしいです。単語を見ずに聴こえた音だけで意味が思い浮かべばOKだと思います。
2ターン目は、「読んで暗記」することです。CDを使わずに、発音記号を見ながら自分で音読しましょう。この作業を怠ると、”r”(アール)と”l”(エル)の区別がつかなくなったり、schoolの”c”(シー)を”k”(ケイ)と書いてしまうようなミスが起こります。
quite(かなりの)、quiet(静かな)、quit(~を辞める)みたいな、スペルが似ていて意味が全然違う紛らわしい単語を覚えられない方は、ぜひ音読を意識しましょう。
3ターン目は、「書いて暗記」することです。上記の2ターンでは、暗記した気分になっているだけの時があります。そこで、日本語の意味だけを見て、英単語を書いてみましょう。英検の資格を取りたいと思っている方は、英作文の問題でどれだけ得点出来るかがとても大切なので、書く練習まで忘れずに行いましょう。

【補足編】 英検の勉強をしている皆様へ
単語帳を使って少しずつ暗記しているが、イマイチ達成感を得られないと感じる時が個人的にあります。暗記した単語がどの場面で活きてくるか実感が湧かないという場合は、ぜひ過去問を解いてみて下さい。そして、大問ごとに分からなかった英単語を色分けすることをおすすめします。
それにより、ただ順番に並んでいるだけの単語帳から、、どの分野で優先順位が高いか分かる単語帳に進化します。例えば、ある単語は大問1の語彙で出てくるから発音よりも意味をしっかり覚えるべき。また別のある単語はリスニングの問題文で出題されているので、発音をしっかり覚えるべき。英作文で必要な単語はスペルを正確に書ける必要があるので、とにかく書く練習をして覚えるべき。カラフルで映えるので、勉強にもっとやりがいを感じてモチベーションアップに繋がるかもしれません。よかったら取り入れてみて下さい。

長くなりましたが、勉強法に悩む方に少しでもお役にお役に立てれば幸いです。
それでは、また教室でお会いしましょう!!

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「本気」は、自分だけでなく、他人も変える力がある!!

個別指導塾の学習空間、山梨エリア 小瀬教室の加藤です。

今回は、私が過去に携わった生徒で印象に残っている生徒のお話を紹介させてください。
その生徒は、中1の夏に私と出会いました。成績は学年でかなり下位でした。塾に通っている同じ中学校の生徒でさえも、「彼よりは点数も順位も高いだろう」と慢心していました。

入塾当初は、1.5時間勉強することさえ辛そうでやる気もありませんでした。しかし、学習空間で勉強していくうちに、学校の授業に少しずつついて行けるようになったことが嬉しくて、テスト週間になると毎日教室に来て勉強するようになりました。
その生徒は、中3の4月から週3回、1日3時間と勉強時間を増やすことにしました。しかし、中3の夏休みの段階では志望校に合格するために必要な点数が足りませんでした。学校の先生からも、「公立は厳しい」と言われました。それでもその生徒は、「次はもっと頑張る」と、私に宣言して有言実行しました。部活を引退した後、9月から更に勉強時間を増やして1日4時間以上勉強しました。他の生徒が先に帰っても、その生徒は、「先生に教えてもらえる時間がもっと増えるから」と延長指導を快く受けていました。正直に言うと、点数が全然足りなくて不安でしたが、私はその生徒の努力している姿勢を、間近でずっと見ていたので、私の口から諦めた方がいいとは絶対に言いませんでした。

その頃から、教室に少しずつある変化が起きました。その生徒が、遅くまで教室で熱心に勉強する姿勢を見て、同じ中学校の生徒たちも焦りを感じて勉強時間を増やしていきました。先に述べた、「彼よりは点数も順位も高いだろう」と慢心していた生徒たちです。結局、みんな揃ってそれぞれの志望校に合格しました。

その生徒が、入塾してからの約2年半という期間を通じて、私は彼に勉強を教えました。そして、彼は私に大切なことを教えてくれました。それが、今回のタイトル、「本気は、自分だけでなく、他人も変える力がある!!」です。
これからも、指導を通じて子どもたちの心の成長を後押し出来るようにします。

最後になりましたが、この場を借りて言わせてください!!
S・Hくん、本当に合格おめでとう。自分で勝ち取った高校生活を存分に楽しんで下さい(*^_^*)

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