個別指導塾の学習空間 愛知エリア 岡崎東教室・岡崎北教室の松永です!
ちょっと不思議なタイトルかもしれませんが、今回のテーマは「理解度」についてです。突然ですが、皆さんは次のような経験はないでしょうか?
テストで、一問一答の形式の問題はなんとか答えられるけど、少し応用を利かせた問題や、「理由を答えなさい」、「説明しなさい」という聞き方の問題にはまるで歯が立たない…だから平均点より上をなかなか取ることができない…
こういった経験は学生時代の私もありますし、皆さんの中にもあてはまる人は多いと思います。それを解決する手段の一つとして、思い切って「先生になってしまうこと」を挙げたいと思います!
とは言っても、もちろん本当の先生になってもらうわけではありません。自分で勉強していくときに理解度を測る基準として、「解けるか解けないか」だけでなく、「友達や家族に教えられそうか」も加えていこうということです。例えば植物の単元について、先生が生徒に口頭でテストをしている次の2つのケースを見てみましょう。
①
先生「蒸散が多く起きるのは葉の表側と裏側のどっちかな?」
Aさん「えーと、葉の裏側!」
先生「正解!じゃあなんで葉の裏側のほうが多く起きるの?」
Aさん「え…分からないです。そう書いてあったから…」
先生「そうか。じゃあ次はそこまで考えてみようか。」
②
先生「蒸散が多く起きるのは葉の表側と裏側のどっちかな?」
Bさん「葉の裏側です。」
先生「正解!じゃあなんで葉の裏側のほうが多く起きるの?」
Bさん「えっと、蒸散は気孔で起きていて、葉の裏側の方が気孔が多いからです。」
先生「その通り!よく理解しているね!」
①のケースは「解ける」けど「教えられない」状態、②のケースは「教えることまでできる」状態です。①の状態では、用語を問われる問題は解けても少しひねった問題には対応できなさそうですが、②の状態ならテストに安心して臨めそうですね。その答えになる理由まで自分の言葉で説明できているこの状態こそ、「理解度が高い」状態と言えるでしょう。
塾の先生であれ学校の先生であれ、先生たちはこの②を目標として常に勉強を重ねています。皆さんも先生になったつもりで勉強をすることで、一つ壁を越えられるかもしれません!
学習空間では「自分で考える力」も育てられるような指導をしています。友達や家族に教えるとか恥ずかしい…そんな子も大丈夫!塾で先生に遠慮なく説明してみてください!応用力や思考力をどんどん伸ばしていきましょう!
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