個別指導塾の学習空間 静岡エリア 御殿場・富士吉原教室の吉田です。
今回は、「数学の勉強について」です。
数学は、比較的点数の上げやすい科目だと思います。
なぜなら、「学校で使っている問題集からそのまま出される」ことが多く、だいたいの試験が、基礎問題がパーフェクトに出来れば、6.7割は取れるようになっているからです。
5割くらいしか取れていない生徒が、「文章問題が解けなかった」と言っているのを耳にしますが、再度テストを見てほしいと思います。
解ける問題をケアレスミスで落としていることが少なくないのです。
試験勉強を始めるにあたって、計算問題が解けなければ、文章問題は解けません。
ケアレスミスをするようでは、文章問題が解けても、±0になってしまいます。
よって、まずは計算問題が確実に解けるように極めるべきです。
文章問題にあたっては、注意点が1つあります。
・背伸びはしないこと。
無理をして、あれもこれも手は出さずに、しっかり出来るところをやって、ミスをせずに点を取ってほしいです。
これが一番上手い時間の使い方だと思います。
そして、文章問題の解き方について話します。
まず皆さん、文章問題をどのように解けるようにしていますか?
多くの生徒がやりがちなのが、文章問題の式と答えをそのまま暗記しようとしてしまう事です。
このやり方は間違っています。
式と答えを暗記した所で、もし少し文章が変わってしまったら、解けません。
では、「どのように文章問題を解けるようにしたら良いのか?」、その一例を紹介していきます。
文章問題を解く流れはこのようになっています。
①問題を読む
②問題を式で表す
③計算する
そして、多くの生徒が躓いてしまう所は、
②問題を式で表す
です。
問題を式にするとはどういう事でしょうか?
言い換えるならば、問題を分析する事です。
例題を見て、考えていきましょう。
問題→分析→計算
という流れで追っていきます。
それでは、「問題を式にする」簡単な例を2つ示します。
★例題1
・問題
リンゴが3個、みかんが5個あります。
合わせて何個ありますか?
・分析
リンゴが3個→3
みかんが5個→5
合わせて→足し算か♪
・計算
3+5=8
8個
★例題2
・問題
昨日の所持金は5000円でした。それから、1000円のボールを買い、残りの半分のお金を使って、グローブを買いました。
さて、今の所持金はいくらでしょうか?
・分析
昨日の所持金は5000円→5000
1000円のボールを買い→1000(引き算)
残りの半分のお金を使って、グローブを買いました→残ったお金÷2
・計算
5000-1000=4000
4000÷2=2000
2000円
こんな感じです。
このように、文章問題を分析してみてください。
ルールや公式等、最低限覚えなければならない事もありますが、分析する力を養えれば、その系統の問題で出来ない問題はなくなります♪
ただ、分析する事は、簡単ではありません。
その問題が解ける友達や、先生に、「何でその式になるのか」をしっかり聞いて、理解しましょう☆
もちろん、理解出来たとしても、定着するまで何度も繰り返し解いてくださいね。
テストで点数が取れなければ、その努力も水の泡となってしまうのでww
ともあれ、まずは、目標点を定めて、それに向けて、「どんな勉強をしたら良いか」を考えてみましょう♪
目標点がいまいち決めきれなければ、目標点自体を先生に相談してみるのもアリだと思います♪
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